田無病院のコロナ感染「終息」 入院・入所を再開、外来診療やリハビリも通常通り
西東京市緑町3丁目の田無病院(丸山道生院長)は1月6日、入院患者らに広がっていた新型コロナウイルスの集団感染は、多摩小平保健所と協議の上、「6日をもって終息」と判断したと発表した。12月1日に病棟看護師に始まり、37日間で感染者は計48人に上っていた。
同病院は6日から病院、介護医療院、介護老人保健施設などの入院・入所受け入れを再開。外来診療やリハビリテーションも通常通り始めた。
12月1日に病棟看護師4人がPCR検査で陽性と判明したのが発端。以後病棟患者や看護師らのほか、併設の田無病院介護医療院、介護老人保健施設エバグリーン田無の入所者にも広がった。23日に発熱症状のある職員1人が陽性と分かったのが最後で、その後の感染は出ていない。感染者は入院患者7人、入所者17人、デイケア利用者2人、職員22人の計48人だった。
同病院は「みなさまにご心配とご不安をかけたことを深くお詫びします。感染防止対策を徹底し、今後も医療と福祉を提供し、地域貢献にに力を尽くします」と述べている。
(北嶋孝)
【関連情報】
・新型コロナウイルス感染症の発生のご報告(終息のお知らせ)(第7報)(田無病院)
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