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平井氏、保谷氏、池沢氏の3人が立候補 西東京市長選始まる 2月7日投開票

 任期満了に伴う西東京市長選挙が1月31日に告示され、前逗子市長の平井竜一氏(54)=無所属新、立憲民主・共産・生活者ネット推薦=、小売チェーン運営会社勤務の保谷美智夫氏(62)=無所属新=、前西東京市副市長の池沢隆史たかし氏(61)=無所属新、自民・公明推薦=の3人が届け出た(午後5時確定。届け出順)。2月7日投開票に向けて選挙戦がスタートした。1月30日現在の選挙人名簿登録者数は17万1771人。前回投票率32.90%、市長選の過去最低だった。

 

 池沢陣営は午前11時から田無町2丁目の事務所で出陣式を行い、午後0時30分過ぎから田無駅北口で池沢氏が第一声を上げた。田無駅には自民党東京都連会長の鴨下一郎衆議院議員、公明党東京都本部代表の高木陽介衆議院議員も参加。東京19区選出の松本洋平衆議院議員らが応援演説した。池沢候補を推薦した両党の西東京市議団の紹介には掛け声が上がるなど力が入っていた。

 

池沢候補 [1]

両手を挙げて拍手に応える池沢候補(田無駅北口)

 

 平井陣営は午後1時からひばりヶ丘駅南口、午後3時から田無駅北口で出陣式を行い、第一声を上げた。立憲民主党の末松義規氏衆議院議員は2ヵ所に、共産党の山添拓参議院議員は田無駅頭に駆けつけて応援演説。選挙対策本部長を務める音楽家(クラリネット奏者)の藤井一男さん、西東京市民連合の今村享子さんら市民もマイクを握って平井市政実現を訴えた。

 

[2]

市民の声援に手を上げて応える平井候補(ひばりヶ丘駅南口)

 

 保谷氏は、選挙ポスターを市内の掲示板に張る作業に追われた。229ヵ所の内、「西武池袋線の北側地域は終わりましたが、まだ全体の数分の1ぐらいしか張れていない」という。選挙活動に関しては「街頭演説や集会は新型コロナウイルスの感染が広がっている状況では無理。ビラを新聞折り込みで配布したい」と述べている。

 

選挙ポスター掲示板 [3]

3候補がポスターを張り終えた掲示板

 

 平井氏は横浜生まれ、逗子育ち。早稲田大学卒業後、民間会社に就職。逗子市議を経て、40歳から逗子市長を3期12年務めた。昨年夏、西東京市議らの「熱い思い」に応えて出馬を決意した。
 緊急提言として、PCR検査体制の充実、徹底した情報公開、コロナ禍で影響を受けた飲食店や福祉施設への支援・助成、国民健康保険料値上げの凍結などを発表。そのうえで、統合庁舎計画を見直し、保谷庁舎の跡地活用を市民とともに考え、滞在型の図書館構想で文化都市の実現を図る。介護保険料の引き下げ、待機児童ゼロ、高齢者・障害者の居場所づくりなど、対話と協働をベースにしたまちづくり、コミュニティーづくりを進める政策を打ち出している。西東京市と市民の潜在力を高く評価して「こんなもんじゃないぞ!西東京」をスローガンに掲げる。

 

 保谷氏は都内で生まれ、間もなく神奈川県藤沢市で育った。その後、小平市で小中学校を卒業。1974年に旧保谷市の現在地に転居した。高校卒業後に大手スーパー西友のアルバイト、パート勤務を経て1980年に社員となった。現在は定年後の再雇用社員として勤務している。
 「全世代が暮らしやすい街!!」をスローガンに、子育て支援の充実、高齢社会に対応する医療と在宅医療の推進、地方改革の3つの柱を訴える。具体的には入園・入学・進級時の祝い金、待機児童ゼロ、地域包括支援センターの強化、収入を生み出す自治体運営、新たな出張所の開設などを掲げている。推薦・支持する政党や団体はない。

 

 池沢氏は旧田無市で生まれ、小学校時代に旧保谷市に移る。都立保谷高校を経て同志社大学を卒業。旧保谷市、西東京市職員を経て、丸山浩一市長の下で約8年間、副市長を務めた。「西東京市で生まれ育ち、39年間西東京市のために働きました」。プロフィール紹介の冒頭にこんなフレーズが書かれている。
 丸山市長が体調不良を理由に退き、バトンを託されることに。最近まとめた「西東京ビジョン2021」は「健康応援都市」を発展させながら、希望者全員にワクチン接種を実施できる体制づくりを進め、待機児ゼロやフレイル予防事業の充実を図る。統合庁舎建設時期を2033年度としたこれまでの方針を見直し、まちの将来を描く「グランドデザイン」を市民とともに作成するとしている。また65歳以上の介護保険料の値下げ、国民健康保険料の据え置きも打ち出した。

 

[4]

助手席から手を振る池沢候補

[5]

自転車に乗って手を振る平井候補(ともに田無駅北口)

 

 平井氏と池沢氏は受け付け終了後、早くも街に出た。特に平井氏は自転車に乗り、選挙カーの前を走って道行く人たちに手を振っていた。
 

 投票日は2月7日(日)午前7時から午後8時まで。即日開票される。
 期日前投票所は3ヵ所に設けられる。田無庁舎2階会議室と、エコプラザ西東京多目的スペース。これまでの保谷庁舎に代わった。どちらも2月1日(月)から6日までの毎日。ひばりが丘図書館は2月4日から6日までの3日間。時間は3投票所とも午後8時30分から午後8時まで。
(編注)池澤隆史氏の届け出名は「池沢たかし」ですが、ひばりタイムスは「池沢隆史」と表記し、記事の最初にルビを振ります。
(北嶋孝)

 

【関連情報】
・西東京市長選挙立候補者一覧(令和3年1月 31 日)(西東京市Web [6]
・西東京市長選挙 投票日は2月7日(日曜日)午前7時から午後8時 告示日1月31日(西東京市Web [7]

 

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