池澤市長に市民が公開質問状 西東京市長選挙の法定ビラで

投稿者: カテゴリー: 市政・選挙 オン 2021年2月27日

 西東京市長選挙の最終盤に発行された法定ビラをめぐり、内容に疑問を感じた市民が2月26日、田無庁舎を訪れ、秘書広報課を通じて、池澤隆史市長宛の公開質問状を提出した。3月5日まで書面での回答を求めている。

 

 池澤市長の確認団体「明日の西東京を創る会」名義のビラは「逗子での失敗のリベンジは逗子でやってください。ここは西東京市です。」と表面に大書されていた。

 

 質問状はまず、「他市で公職についた候補者を選挙戦から排除するかのような『余所者』キャンペーンや『ここは西東京市です』という訴えは、『法的に保障された被選挙権をないがしろにするものと言わざるを得ない』」として「市長はどう認識されているか」と考え方を聞いている。

 

 また政策を訴え、フェアな選挙活動を行っている候補者に対し、「逗子での失敗」とは何を指し、西東京市での立候補を「リベンジ」とお考えかと問いかけた上で、「市長はどのような考えでビラの発行・配布を認めたのか」と尋ねる。

 

 さらにビラの配布方法や配布枚数を聞いた上で、ビラの最後に「共産・左翼に市政を渡すな!!」とあったが、「市長も同じ認識をお持ちですか」と問い掛けた。

 

 市内新町在住の土井節子さんら3人が呼びかけ人となり、賛同者48人の名簿を添えて提出した。土井さんは「あのビラを見て、あまりにひどいので抗議文を出そうかと思いました。しかし抗議文だと出して終わりになるかもしれない。それなら、回答があればまた話せるのではないかと考えて公開質問状にしました。短期間だったのに、多くの方の賛同が得られました 」と話している。
(北嶋孝)

 

【関連情報】
・公開質問状(PDF 122KB

 

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