西東京市の保育施設と小学校で職員計3人感染 保育施設の濃厚接触者1人は自宅待機
西東京市は8月2日、市内の私立認可保育施設2園で職員各1人が新型コロナウイルスに感染したことが判明したと発表した。うち1園で濃厚接触者1人が特定され、自宅待機となった。また市立小学校職員1人の感染も発表された。
濃厚接触者が出たのは、保育以外の業務に従事する職員の感染が判明した私立認可保育施設。この職員は7月26日(月)が最終出勤日。発熱などの症状があり28日(水)に医療機関を受診してPCR検査を受け、29日(木)に陽性が判明した。保育課によると、多摩小平保健所の調査で、保育従事者1人が濃厚接触者と特定されたが、症状がないなどで自宅待機の指示を受けた。
別の私立認可保育施設で感染したのは保育従事者。27日が最終出勤日で、症状が出たため28日に医療機関を受診してPCR検査を受け、29日に陽性が判明した。保健所の調査の結果、園児や保育従事者の濃厚接触者は特定されなかった。
市立小学校で感染したのは20代の女性教員。30日(金)が最終勤務日で、発熱などがあって31日(土)にPCR検査を実施、陽性が判明した。調査の結果、「学校活動において感染拡大の恐れがないことを確認した」としている。
このところ西東京市内のコロナ感染者は急増し、7月29日時点で66人、30日16人、31日59人となって累計患者は2155人に達した。このうち療養中は237人。内訳は入院中51人、宿泊療養27人、自宅療養120人、調整中39人となっている。
(北嶋孝)
【関連情報】
・市内私立認可保育施設職員の新型コロナウイルスの感染について(2021年8月2日)(西東京市Web)
・市内私立認可保育施設職員の新型コロナウイルスの感染について(2021年8月2日)(西東京市Web)
・市内市立小学校職員の新型コロナウイルスの感染について(2021年8月2日)(西東京市Web)
・新型コロナウイルス感染症の市内感染者発生の状況について(西東京市Web)
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