西東京市の市立小学校で児童14人がコロナ感染 全学年オンライン授業へ 給食登校は17日まで中止
西東京市は9月10日、市内の市立小学校で9月4日から10日までの間に児童14人が新型コロナウイルスに感染したことが判明したと発表した。この学校の1年生は2学期が始まった1日から登校して授業を受けていたが、10日からは2年~6年と同じようにオンライン授業に切り換え、全学年がオンライン授業となった。給食のための登校も10日~17日の間、全学年で中止。多摩小平保健所が濃厚接触者や感染経路などを調査している。(写真は、小学校校舎。本文と直接の関係はありません)
市教育委員会学務課によると、同校は1日が始業式。3日までは全学年が登校してオンライン授業の準備に取り組み、2年生以上は6日からオンライン授業を実施。1年生は登校し、通常の対面授業をするほか、オンライン授業の準備などを続けてきた。また希望者には学校で給食を提供していた。ところが4日以降ほぼ連日、子どもがPCR検査で陽性になったとの連絡が学校の保護者から入った。このため多摩小平保健所が調査に入っている。
発表によると、感染した14人の内訳は「10代の男性8人、女性3人、10歳未満の男性3人」。「複数の学年にまたがっている」(学務課)としているが、学年別は明らかにしていない。
同市の小中学校はオンライン授業と並行して、家庭学習が難しい生徒・児童は学校で「預かり」を実施。同校でも実施していた。
学務課は「どのような経路、理由で児童の感染が多くなったのか、保健所の調査で明らかになると思います」と話している。
(北嶋孝)(写真は、筆者提供)
【関連情報】
・市内市立小学校児童の新型コロナウイルスの感染について(西東京市Web)
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