西東京市が新型コロナウイルスワクチンの誤接種3件発表
西東京市は10月8日、新型コロナウイルスワクチンで誤接種の報告が3件あったと発表した。市内の医療機関で2件、市外の職域接種会場で1件。いずれも健康被害はなかったという。
市内の医療機関で9月27日、ワクチン接種済みの注射器を別の人に刺してしまった。すぐに気付いて謝罪、説明するとともに、前にその注射器で接種した人も併せて検査。2人とも陰性と確認した。
もう1件は9月29日、市内の医療機関で、薬液が充填されていない未使用の注射器を接種希望者に刺してしまった。直ちに謝罪、説明した。当事者に被害はなく、その医療機関で引き続き健康観察を続ける。
市外の職域会場で誤接種が起きたのは6月21日。当時モデルナワクチンは18歳以上が接種対象だったのに、市内の17歳の市民に年齢確認が不十分なまま接種してしまった。会場で接種活動を担当していた事業者が直ちに謝罪と説明を行った。健康被害はなかった。その後7月から、モデルワクチンの接種対象年齢は12歳以上に引き下げられている。
再発防止策として、使用済み注射器はすぐに廃棄ボックスに入れ同一トレーに注射器を複数置かない、薬液の有無をダブルチェック、接種年齢を再確認する、などを徹底するという。
(北嶋孝)
【関連情報】
・新型コロナウイルスワクチンの誤接種について(西東京市Web)
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