年末の東久留米市長選に並木克巳市長が不出馬表明 体調不良を理由に
東久留米市の並木克巳市長は11月4日、今年12月26日に予定されていた任期満了に伴う東久留米市長選挙に出馬しないとの声明を発表した。その中で「体調不良により次期4年間の公務を担うことは困難と判断した」と述べている。
並木氏は1969年4月生まれで52歳。東久留米市議(4期)を経て、2013年12月に市長に初当選。2017年12月に再選され、自民、公明両党推薦の保守系市長として3期目を目指していた。不出馬表明後も、「任期満了までは市長としての責務を引き続き果たす」としている。
並木市長はまた、報道関係者に送ったこの声明の中で、新型コロナウイルス感染症について「市長として全力で対処してきた」と振り返り、ワクチン接種も進み最近は感染者も発生していないと指摘して「これまで最善の取り組みが出来たと感じています」と記している。
続けて第5次長期総合計画や都市計画マスタープラン、財政健全化計画などを作成し、「これまで公約として示したことはほぼ達成することが出来た」と総括。「任期中に市制施行50周年を迎え、東京オリンピック・パラリンピック大会を経験できたのは光栄」と語り、「市長としてこの8年間は感謝と達成感でいっぱいです」と述べている。
(北嶋孝)
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