議場に弦楽四重奏の響き 西東京市議会で4回目の議場コンサート
西東京市議会の2015年第3回定例会開会中の8月31日(月)午前、一般質問に先立って「議場コンサート」が開かれた。東京ニューシティー管弦楽団の女性奏者4人が、モーツァルトやハイドン、チャイコフスキー、ドボルザークの曲を演奏。詰めかけた市民ら84人が本会議場の傍聴席や議員席を埋め、稲垣裕二議長ら市会議員のほか、丸山浩一市長や市幹部職員らと一緒に弦楽四重奏に耳を傾けた。(写真:西東京市議会事務局提供)
約30分の演奏で、予定された5曲が終わった。満場の拍手を受けて演奏したアンコール曲は、西東京市の市歌「大好きです、西東京」だった。この市歌は、公募の歌詞を、「シクラメンのかほり」などのヒット曲で知られる小椋佳さんが補作詞・作曲した。演奏前にメンバーの一人が「弦楽四重奏用に編曲して演奏し、楽譜は市にプレゼントします」と話すと、会場の拍手がひときわ高く響いた。
コンサート前に稲垣議長が挨拶し、「このコンサートは、市民のみなさんに議会を身近に感じていただきたいと考えて企画しています。議場に初めて足を運んだ人がいるかもしれません。私たちは、本会議の審議を通じて市民の課題解決に取り組んでいます。このコンサートや審議のようすはインターネットの生放送や録画で視聴できます。家庭でもぜひご覧ください」などと述べた。
議場コンサートは2010年11月から隔年に開かれ、今年で4回目。初回は東京ニューシティー管弦楽団のフルオーケストラが演奏。第2回(2012年12月)は楽団メンバーによる弦楽四重奏、第3回(2014年6月)は同楽団木管アンサンブルの演奏だった。
(北嶋孝)
【関連情報】
・西東京市議会 議場コンサート(西東京市Web)
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