中2自殺事件で継父に懲役6年 東京地裁立川支部
各紙の報道によると、昨[2014]年7月、西東京市の中学2年生男子が自殺した事件で、東京地裁立川支部は10月29日、生徒の継父村山彰被告(42)に求刑通り懲役6年を言い渡した。阿部浩巳裁判長は「肉体的、精神的に痛めつけた上、自殺を迫った。非人間的で残酷な犯行というほかない」などと述べ、「自殺しろとは言っていない」との被告の主張を退けた。
判決を受けて、西東京市の池澤隆史副市長は「西東京市立中学校生徒の死亡事案検証委員会」委員長として次のコメントを発表した。以下、全文。
市立中学校に通う、未来ある生徒のかけがえのない命が失われたことを、決して忘れることなく、二度とこのような子どもの尊い命が失われることが起こらないよう、関係機関との連携強化を図っております。
さらに、児童虐待の早期発見・早期対応のできる地域、関係団体や、子ども家庭支援センターの連携により、再発防止に全力を尽くしてまいります。
(北嶋孝)
【関連情報】
・中2長男に「自殺決意させる」…継父に懲役6年(読売新聞、2015年10月30日)リンク切れ(2024年4月8日確認)
・自殺教唆義父、懲役6年 中2虐待「非人間的」 東京地裁支部(毎日新聞、2015年10月30日)リンク切れ(2024年4月8日確認)
・西東京の中2虐待、継父に懲役6年 「自殺迫り残酷」(朝日新聞、2015年10月30日)リンク切れ(2024年4月8日確認)
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