練馬区が25日からTVコマーシャル 100万枚の木の葉が舞う「願いの木」編

投稿者: カテゴリー: 市政・選挙 オン 2016年7月22日

 練馬区は7月25日(月)から、緑の多い区の特長を生かしたTVコマーシャル「願いの木」編を民放(TBS)で放映する。区民の願いを込めた100万枚もの葉っぱが宙に舞う印象的な映像は、大手広告会社博報堂のスタッフが手掛けた。区の魅力を発信する「よりどりみどり練馬」プロジェクトの一環だ。

 撮影は6月4日(土)、練馬区立石神井松の風文化公園で行われた。「未来の練馬に望む」言葉を書き込んだ約5000枚を含め、1000万枚の小さな葉っぱが、木の幹をかたどった7メートルほどのオブジェの頂きから吹き上がると、木の葉が広がる「願いの木」が鮮やかに現れる。集まった公募の区民約1200人も、歓声を上げながら舞い散る木の葉を追いかけている。

 TVCM「Yori Dori Midori 練馬 願いの木」編は30秒版と15秒版の2種類。25日から7月いっぱい、TBSの報道番組などで取り上げられるほか、随時スポット放映される。動画はこのほか、上空から撮影するドローンや、木の葉を吹き上げる液化炭酸ガスボンベなど、制作の舞台裏をまとめた「メーキング」版もある。

 動画サイトYoutubeの「練馬区公式チャンネル」はいち早く19日からTVCMを一般公開した。22日午後11時過ぎまでの3日間で視聴回数 は7万5000 回を超えた。ネットのほか、電車の車内広告、池袋駅のデジタルサイネージ(電子看板)、区内の駅貼りポスターなども7月いっぱい、集中的に展開される。

 「よりどりみどり練馬」プロジェクトは練馬区の魅力を内外に伝えようと昨年3月にスタートした。練馬区の調査によると、樹林、草地、農地など緑で覆われる土地の面積割合を表す「緑被率」は「23区のトップ」(広聴広報課)と言う。昨年は「緑とともに映っている写真」を募集し、オリジナルの「ねりまグリーン」を開発。10月には練馬区初のTVCM「よりどりみどり練馬」も民放(地上波TV)で放映し、1ヵ月足らずで50万回の視聴回数を記録した。

 広聴広報課によると、プロジェクト関連予算は今年度約5000万円と昨年度並み。区の単独事業だが、広報担当者は「このプロジェクトは練馬区のイメージアップを図る狙いがあります。キャンペーンの効果や財政面も考慮した上で、できれば継続的に取り組みたい」と話している。
(北嶋孝)

 

【関連リンク】
・「よりどりみどり練馬」プロジェクト 「願いの木」(練馬区
・練馬区公式チャンネル(youtube

 

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