第38回 会社人間だった私の地域デビュー

 

 7.おまけ

 

 この原稿を書いている時に、「西東京市Facebook町」に、子どもたちの学習支援と若者の住居支援をしている特定非営利活動法人「猫の足あと」を運営する方から、「安く空き家を貸してくれる人はいませんか」という投稿があった。

 西東京市には、空き家が多いが、相続争いなどでそのままになっている。売れれば数千万円となるため、なかなか難しい面もあるが、こうした団体に貸し出すことも立派な地域活動だ。大家として係わるなかで、地域が抱えるさまざまな問題に気付くことや人脈もできる。

 

西東京市Facebook町

西東京市Facebook町のカバー写真

 

 ちなみに、西東京市Facebook町は、在住の民間人が運営しており、おしゃべりができる。4月現在、3729人が参加している。どこに新しいお店が出来たとか、桜が咲き始めたなどの情報が得られる。地域デビューは、こんなことから始めることも可能だ。

 「次回は、こんな内容の記事を書きたい」とひばりタイムス編集長に話したところ、「ひばりタイムスでも、記者OB、市民ライター募集中!」とのコメントが届いた。ほんと、まずは、言ってみるもんです。欲しい情報は、必ず集まります。
(画像、図表は筆者提供)

 

 

05FBこのみ【著者略歴】
 富沢このみ(とみさわ・このみ)
 1947年東京都北多摩郡田無町に生まれる。本名は「木實」。退職、母の介護を経て、まちづくりに関わる。2012年より田無スマイル大学実行委員会代表。2016年より下宿自治会広報担当。2019年より、多世代交流・地域の居場所「どんぐり」オーナー。2020年にフェイスブック仲間と「西東京市カルタ」完成。2020年より下宿地区会館管理運営協議会代表。

 

 

(Visited 1,365 times, 1 visits today)