ひばりタイムスは、写真にたっぷりスペースを割いています。記事も大事。写真も大切。それなら写真を手掛かりにこの1年を振り返ってみたらどうか-。編集会合でそうまとまりました。市民ライターズ倶楽部の常連執筆メンバーが、自分とほかの人の記事から写真を各1枚選び、過越しの2022年を振り返ります。(編集部)(写真は、親子で散歩。1月22日掲載「早咲きに“春の兆し”【Photo歳時記】」から)

 住民が撮った昔の写真をネットに持ち寄り、様変わりしてきた地域の風景を展示、未来につなげようという市民活動が広がっている。この試みは、市民2人が企画した「西東京市写真発掘隊」。今年6月から活動が始まり、「昭和」時代を中心に約120枚の写真が集まった。高度成長期の開発で消えた商店街、建て替えられた学校や駅舎のほか、笑顔がそろう家族写真なども寄せられた。「自分史を西東京史に」。こんな言葉を掲げ、「古い写真を捨てないで」とネット投稿を呼び掛けている。(写真は左が濱口太さん、右が滝島俊さん)