長く使われていない教室(嘉悦大学)

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため各大学が導入するオンライン授業が、5月11日から順次始まった。しかしほとんどが初の試みのため試行錯誤が続いている。小平市内の大学でもさまざまな課題が浮上している。

昨年の第19回市民まつり入口(2019年11月、西東京いこいの森公園)

 今年20回目となる西東京市民まつりの中止が5月1日、西東京市のホームページに発表された。市民まつりはこれまで毎年11月第2週の土曜日と日曜日に開かれてきた。発表では「新型コロナウイルス感染拡大防止」をその理由に挙げた上で、市民や来場者、出店や出演予定者の「健康と安心・安全確保を最優先」して断念し、「延期開催もございません」としている。

発送作業を手伝う松川紀代美会長(左)

 西東京商工会(松川紀代美会長)は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、不足が伝えられるマスク9000枚を用意し、4月28日までに1事業所5枚を全会員約1800人に発送した。事業への影響を凌ぐための東京都や国の支援策を説明した資料も同封した。松川会長は「少しでもお役に立てたらうれしい」と話している。

中央図書館(手前)も田無公民館(奥)も3月15日まで休館

 西東京市の新型コロナウイルス感染症危機管理対策本部(本部長・丸山浩一市長)は2月27日、感染拡大防止のため市内のほぼすべての公共施設の市民利用を3月2日から15日まで休止すると発表した。市民や市民団体の地域活動が約2週間、ほぼ全面的に凍結状態になる。