こだいらデリの一部

 新型コロナウイルス感染症拡大の打撃を受けている地元飲食店を支え、外出自粛を続ける住民に地域の情報を届けよう―。小平商工会は「おうちで外食プラン」として、持ち帰りや配達サービスを提供している小平市内の飲食店などを一覧化した「こだいらデリ」を作成し、5月から公式ホームページやチラシで紹介を始めた。

いなげや経営のスーパー市内3店に透明シート(ブルーミングブルーミーひばりが丘PARCO店)

 緊急事態宣言が発令され、西東京市のひばりヶ丘駅周辺も臨時休業やテイクアウト(持ち帰り)の張り紙が目立つ。しかし営業している店でマスク姿は当たり前。目立ったのは、レジや窓口に現れた透明な間仕切りだった。

「西東京まちめし」プロジェクトのちらし(クリックで拡大)

 近所の飲食店から料理をテイクアウト(持ち帰り)して、地元の味を自宅で楽しみながら、頑張っているお店を支えよう-。西東京市で市民と飲食店が連携する「西東京まちめし」プロジェクトが始まった。4月9日に公開されたアプリケーションは、店側も手軽に登録でき、注文する人も写真付きのメニューから好みの店や料理を簡単に選べる仕組み。SNSを通して食べる人と作る人を結び、コロナショックを吹き飛ばそうという地域ならではの試みだ。