西東京市柳沢4丁目にあるMUFG PARKのオープンが6月26日(月)に迫っている。MUFG PARKは三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が保有する施設で、成り立ちは1952(昭和27)年にさかのぼる。「千代田銀行武蔵野運動場」として開場された後、研修所としても活用されてきた。当時から武蔵野台地の雑木林を大切に守ってきた緑豊かな場所だ。

 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が西東京市柳沢4丁目に整備してきた「MUFG PARK」が6月26日に一般開放される予定になった。約6ヘクタールの敷地にサッカーやラグビーも出来るグランドや11面のテニスコートなどのスポーツ施設のほか、地域の住民とともに創るコミュニティライブラリー、バーベキュー(BBQ)も楽しめる広い芝生広場など交流の場を備えている。同グループが5月11日、配信したプレスリリースで明らかにした。(写真は、出来上がってきたメインゲート。5月14日)

 西東京市と三菱UFJ銀行(千代田区丸の内2丁目)は5月24日、市内柳沢4丁目にある同行所有の武蔵野運動場を改修し、「MUFGパーク」(仮称)として一般利用、地域開放を推進するための「連携・協力協定」を締結した。2年後の2023年6月オープンを目指して今後準備会を設立し、具体的な運営方法などを協議する。(写真は、協定を締結した西東京市の池澤隆史市長(左)と三菱UFJ銀行の山本忠司執行役員・経営企画部長)

 三菱UFJ銀行(千代田区丸の内2丁目)は5月6日、西東京市柳沢4丁目に保有する施設「武蔵野運動場」を改修し、図書施設やテニスコートなどを備えた「MUFGパーク(仮称)」として2年後の2023年6月ごろを目指して一般開放すると発表した。郊外の社有地を民間に売却する例は多いけれども、自社施設をリニューアルし、地域との関係づくりを視野に入れて開放する試みは珍しい。地元は歓迎、利用を心待ちにしている。(写真は、北側入口。道路の向かい側が保谷第二小学校)