住民が撮った昔の写真をネットに持ち寄り、様変わりしてきた地域の風景を展示、未来につなげようという市民活動が広がっている。この試みは、市民2人が企画した「西東京市写真発掘隊」。今年6月から活動が始まり、「昭和」時代を中心に約120枚の写真が集まった。高度成長期の開発で消えた商店街、建て替えられた学校や駅舎のほか、笑顔がそろう家族写真なども寄せられた。「自分史を西東京史に」。こんな言葉を掲げ、「古い写真を捨てないで」とネット投稿を呼び掛けている。(写真は左が濱口太さん、右が滝島俊さん)

【撮影データ】Nikon D4、レンズ300mm、絞りf5.6 シャッタースピード1/90秒 ISO 800

月 その1(20 住吉町・三角山付近)

 車で走っている時に、低い位置に出ている月を見つけると興奮する! 対象物がたくさんあるので、月の大きさが劇的なのだ。

 西東京市のひばりが丘PARCO4階の書店前に、西東京在住の写真家、濱口太さんのパネルが掲げられている。ジョン・レノン没後40年を記念して出版された本に、ジョンの息子ジュリアンやレコードプロデューサー、ジョージ・マーティンのほか、英米や日本のゆかりの地を撮影した濱口さんの写真約70枚が掲載されているのだ。

【撮影データ】Nikon D4、ISO 400、SP 1/30、f 4

下り階段と上り坂(18 下保谷ふれあい歩道橋)

 素人カメラマンには絶好の撮影ポイントでもある下保谷ふれあい歩道橋の南を見ると、下り階段と上り坂が偶然線上にあるので、上下二分割の世界が撮れる。しかしここが、かつて「三角山」があった場所だと知る者は少ない…。

【撮影データ】オリンパス STYLUS 1 オート

夕刻のマタンゴ(12 富士町)

 8月の積乱雲は時としていろんな表情を見せる。鳥の形だったり怪獣に見える雲もある。そして帰り道で見た超巨大な積乱雲はまさしくマタンゴ!  薄暗くなった町に、そこだけ紅く夕日が当たり更に迫力を増す。

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 「第3期市民ライターになる講座」(全5回)が10月20日から始まります。いずれも日曜日の午前中、ひばりが丘団地内のコミュニティセンター「ひばりテラス118」会議室で開かれます。自分たちの活動を伝え、地域の出来事を多くの人たちに紹介してみませんか。講座内容と参加手続きは、>>次のページをご覧ください。