発表する佐古田充宏健康部長(右から2人目)ら区側職員(練馬区役所)

 練馬区は3月8日、区役所で開いた緊急会見で、区立障害者福祉施設の職員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染したのは50代の女性介護支援員。濃厚接触したとみられる利用者9人はウイルスの遺伝子を検出するPCR検査を実施し、職員4人は自宅待機とした。施設は9日から16日まで臨時休業し、消毒を実施する。感染経路は不明という。

 練馬区は2月4日から、新型コロナウイルス感染症に関する練馬区コールセンターを開設する。平日の午前9時から午後5時まで保健師が対応。夜間や休日は、国や東京都の相談窓口の対応となる。

「”第2次みどりの風吹くまちビジョン“を前に進める」と語る練馬区の前川燿男区長

 東京都練馬区の前川燿男あきお区長は1月23日に記者会見を開き、2019年度の一般会計予算案を発表した。予算額は2712億8900万円、前度当初予算より76億3100万円、2.9%増となって過去最高を記録した。

 練馬区は11月27日、職員3人を11月22日付けで、地方公務員法に触れる行為があったとして減給や戒告の処分にした、と発表した。

 練馬区は11月27日、株の配当所得などに関する特別区民税・都民税の税額算定方法の一部に誤りがあった、と発表した。税額が増額(追徴)するのは57件136万841円、減額(還付)するのは105件72万8153円だった。算定誤りがあっても税額に変更ないケースが24件あり、算定誤りは計186件となった。

 練馬区(前川燿男区長)は10月12日、区職員の今年6月1日現在の障害者雇用率が2.32%で、障害者雇用促進法による国や地方公共団体の法定雇用率2.50%を0.18ポイント下回っていた、と発表した。区は「この事実を重く受け止め、今後信頼の回復に向け、適正に事務を執行するとともに、法定雇用率の早期達成に取り組む」としている。

2018年度予算案を発表する練馬区の前川区長

 練馬区は1月26日、総額2636億5800万円に上る2018年度一般会計予算案を発表した。前年の17年度より約122億円増となり、最大規模の予算額となる。人口増や景気回復傾向に伴う税収の伸びを見込み、待機児童解消などの子育て支援、進む高齢化を踏まえて地域包括支援センター整備などを強化した。前川燿男(あきお)区長が記者会見で明らかにした。

大会で挨拶する前川練馬区長

 練馬区は1月21日、西武新宿線井荻駅~東伏見駅間の鉄道連続立体化の早期実現に向けた「西武新宿線立体化促進大会」を上石神井小学校の体育館で開いた。区、地域住民、区議会で構成される同協議会の他、東京都、西武鉄道、西東京市など隣接沿線区市の関係者など計約250人が参加。早期事業化を要請する大会決議案を読み上げ、会場の拍手で採択された。

 

自分たちの投票した結果を見守る子どもたち

 練馬区の小中高校で、「政治と選挙」を学ぶ主権者教育の特別授業が展開されている。1月から3月にかけて、区立学校を中心に計13校で実施。選挙管理委員会が各学校と連携して企画する現場を訪ねた。

練馬区独立70周年記念事業を語る前川耀男区長

練馬区独立70周年記念事業を語る前川耀男区長

 練馬区は戦後間もない1947年に板橋区から独立して23番目の特別区が誕生した。来年はそれから70年。前川耀男区長は12月2日の記者会見で「独立当時は人口11万人の草深い畑作地帯でしたが、いまや72万人の大都市になった。しかし道路や鉄道などの整備は遅れている。これまで進めてきた区民参加と協働で、区のイメージアップを図りたい」などと述べ、70周年記念事業を展開すると説明した。

 練馬区は7月25日(月)から、緑の多い区の特長を生かしたTVコマーシャル「願いの木」編を民放(TBS)で放映する。区民の願いを込めた100万枚もの葉っぱが宙に舞う印象的な映像は、大手広告会社博報堂のスタッフが手掛けた。区の魅力を発信する「よりどりみどり練馬」プロジェクトの一環だ。