田無市と保谷市が合併してはや22年。20万都市となった西東京市に、文化の拠点たる博物館がない。国史跡下野谷遺跡の市の整備活用計画にはあるものの、いまだに博物館建設の話が現実化しない。(写真は、昨年7月3日、柳沢公民館での第1回講演会の様子。国立民族学博物館飯田卓教授の「保谷に集まった博物館資料の現在」)

 連載第6回は、谷戸イチョウ公園-発想の森-谷戸せせらぎ公園のコースです。萩原恵子さん(屋敷林の会、下保谷の自然と文化を記録する会)の案内で、緑の景色を味わってください。(編集部)(写真は、谷戸イチョウ公園。入り口に、騒音を遮るようにクスノキやケヤキが並ぶ) >> 第6回

 

 都市化が進む西東京市で、貴重な「緑地」資源として、「屋敷林」が注目されている。かつての農家が造営した屋敷林は、今では地域の環境保全にも役立っている。そこで、数少ない市内の「屋敷林」を訪ね、「みどり」の今後を考えようという試みが、始まった。

 「散歩道」第2回は、東大生態調和農学機構(農場)-田無演習林-いこいの森公園のコースです。萩原恵子さん(屋敷林の会、下保谷の自然と文化を記録する会)の案内を頼りに散歩を楽しんでください。(編集部) >> 第2回 

 西東京の自然を歩き、景観と文化を探る連載「西東京市の散歩道」がスタートします。筆者は、屋敷林の会、下保谷の自然と文化を記録する会で活躍している萩原恵子さん(西東京市下保谷在住)です。第1回は、下野谷遺跡公園 から 西原自然公園へ。次のページからぶらり散歩を楽しんでください。(編集部)

>> 連載「西東京市の散歩道」(萩原恵子)