昨年2月の西東京市長選挙で撒かれたビラなどの問題点を訴えてきた「西東京市長選挙・異議申し立ての会」が、絵本の出版を通じて民主主義のあり方を問い掛けたいと昨年11月にクラウドファンディングを始めた。1月3日午後3時過ぎに101万8000円となり、目標の100万円を超えた。今後はこの資金を元に絵本の出版に動き出す。(写真は、クラウドファンディングの画面。3日午後3時10分)

 西東京市長選挙の当選証書付与式が2月9日、田無庁舎3階会議室で行われた。選挙管理委員会の曽根原良仁委員長から池澤隆史氏に「西東京市長に当選したことを証明する」当選証書が手渡された。曽根原委員長は「これからの西東京市のため、市民の付託に応え、尽力していただきたい」と言葉をかけた。(写真は、曽根原良仁委員長(左)から当選証書を受け取る池澤隆史氏)(田無庁舎3階会議室)

市長選挙は来年2月7日投開票

 来年2月に予定される西東京市の市長選挙立候補予定者説明会が11月12日、市役所田無庁舎で開かれた。出馬を検討しているとみられる各政党関係者を含め7候補の関係者らが出席し、市選挙管理委員会や田無警察署、日本郵便西東京郵便局の説明を聞いた。これまで市長選出馬の意向を明らかにした候補者はいない。

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 昨2018年末に実施された西東京市議会議員選挙の詳細記録をまとめた冊子が3月に発行され、市の情報公開コーナーや各市立図書館で4月から公開されている。それによると、年齢別投票率は25歳が14.84%で最低、年代別でも20代が最も低く17.42%だった。全体の投票率36.84%は西東京市の市議選で過去最低。この4月の統一地方選挙の結果、東京26市の市議選でも最下位となった。

説明会の受付(保谷こもれび小ホール前)

 西東京市議会議員選挙の立候補予定者説明会が10月15日、市内中町の保谷こもれびホール小ホールで開かれた。市選挙管理委員会によると、36候補の陣営から約70人の関係者が集まった。市内にはすでに予定者のポスターが目立ち、あと2ヵ月に迫った本番に向けて助走が始まっている。

 

自分たちの投票した結果を見守る子どもたち

 練馬区の小中高校で、「政治と選挙」を学ぶ主権者教育の特別授業が展開されている。1月から3月にかけて、区立学校を中心に計13校で実施。選挙管理委員会が各学校と連携して企画する現場を訪ねた。