11月11、12日に西東京市緑町の西東京いこいの森公園で西東京市民まつりが開催された。両日とも、今にも泣きだしそうな曇天で、夏日もあった前週とは一転して12日は10度を切る気温に。それでも雨はほぼ降らず、多くの市民が復活した秋の風物詩ともいえるイベントを堪能した。

 11月11、12日開催の西東京市民まつりに向け、実行委員会(岡田勇実行委員長)が実施したクラウドファンディングが4日締め切りとなり、目標額の50万円を超える63万円6000円の支援が集まった。

 11月に4年ぶりに開催される第20回西東京市民まつりの実行委員会は10月1日、まつり開催に向けたクラウドファンディングをスタートした。大幅な増額となった開催諸経費にあてるとともに、「西東京市民まつりを継続して運営するための財政的基盤を作る」ことが目的。返礼品にはまつり当日、飲食店などの物販ブースで並ばずに買える「ファストパス」やオリジナルのTシャツ、手ぬぐいなどを用意。実行委では「皆さんにご理解いただき、お力をお借りしたい」とクラウドファンディングへの協力を呼び掛けている。(画像は支援を呼びかけるサイトから)

 市内の市民団体が中心になって、地球の環境や自然エネルギー、まちづくりなどをテーマに開催してきた「アースデイ西東京」は10月29日から11月27日まで約1カ月間を「アースデイ月間」として、市内各地で「小さな集い」を次々に開催する。29日は西東京いこいの森公園でSDGs(持続可能な開発目標)フォーラムやバザーなどのオープニングイベントが開かれた。30日は北町で「はたけのマルシェ」が続き、多くの市民でにぎわった。(写真は、いこいの森公園で開かれたバザーや古本市)

 西東京市は、市民の健康づくりのきっかけに導入した健康ポイントアプリ「あるこ」を活用した市民対象のウォーキングイベント「あるこで街なかウォーキング2022」を10月2日(日)に開催する。同イベントでは2コースを用意するほか、ゴール地点となる多摩六都科学館ではこの日、子供も参加できる「『歩育』フェスタ これで君も歩き方名人!かけっこ名人!」も開催(いずれも認定NPO法人健康都市活動支援機構との合同事業)。子どもから大人まで西東京市で歩き、健康づくりの一日となりそうだ。(写真は、多摩六都科学館。ウォーキングのゴール地点、「歩育」フェスタの会場)

 西東京市が市民の健康づくりのきっかけに始めた健康ポイントアプリ「あるこ」を活用したウォーキングイベント「あるこで街なかウォーキング」が10月30日、市内で開催された。好天のぽかぽか陽気に恵まれ、新型コロナウイルス禍のストレス解消もあってか、イベントにはカップルから家族連れ、高齢者まで多くの市民が参加した。(写真は、青空の下、イベントのしゃきしゃき体操講座で汗を流す参加者たち。筆者撮影)

 西東京市は、市民の健康づくりのきっかけに、昨年度スタートさせた健康ポイントアプリ「あるこ」を活用した初めてのウォーキングイベント「あるこで街なかウォーキング」を10月30日(土)に開催する。チェックポイントを経て、ゴールとなるいこいの森公園(緑町)では、限定で野菜のほかオリジナルグッズなどのプレゼントもある。あるこは9月に入って登録者が3000人を突破。市ではさらに登録者増を目指しており、担当者は「秋の日のまち歩きイベント。まだあるこに登録していない方もお気軽にご参加ください」と呼び掛けている。(写真は、イベントのゴール地点となるいこいの森公園。右がボール広場)

 西東京いこいの森公園のカワヅザクラが咲いている。2月28日。晴れ。青空の下、家族連れやお年寄りグループらが公園を散策。満開の花を眺め、写真に収める姿が目に付いた。

 気象庁は1月18日、東京の北の丸公園で梅が開花したと発表した。平年より8日早く、昨年より9日早い。西東京市はどうか? 前日午後、いこいの森公園の梅を見ていたので、開花情報に納得した。(写真は西東京いこいの森公園の梅の花。1月17日午後1時50分撮影)

 3連休最後の日の午後、西東京いこいの森公園に出掛けた。園内の梅はほとんどが小さなつぼみ状態。わずかな枝先に紅い花がほころび、ときに花びらが一、二輪見えるだけ。剪定で切り落とされた痕が生々しい。このところ晴天が続いても、梅の木にとってはまだ冬。春はもう少し先らしい。

 毎年5月、西東京市のいこいの森公園で開催してきた「アースデイフェア in 西東京」が新型コロナ感染の影響で中止された。案内リーフレットもほぼ完成し、実行委員会が取り組みを進めていた矢先だった。「来年にはぜひ開催したい」との声に応えて、年1回のイベントだけにせず、日常的な会員相互の交流と市民への情報発信をしていこうと9月27日、西東京市西原総合教育施設で「アースデイネット連絡協議会」(略称アースデイネット)が発足した。(写真は、コロナ禍の会議は定員も限定)

 

 新型コロナウイルス拡大を防ぐため小池百合子東京都知事が週末の外出自粛を呼び掛けことを受けて、西東京市は3月27日、いこいの森公園の施設の一部休止措置を4月12日まで延長することにした。事務所のパークセンターやセミナールーム、スケート広場、バーベキュー場は有料も無料も休止する。市ホームページで「ボール広場も利用を控えるようご協力をお願い」としたほか、「公園でのお花見も控えるよう」呼び掛けている。

 市立の小中学校が一斉休校になっている西東京市で、週明けの3月16日(月)から平日午前の2時間、校庭を開放することになった。併せて休止中だった西東京いこいの森公園のボール広場を14日(土)から利用再開する。市コロナウイルス感染症危機管理対策本部(本部長・丸山浩一市長)が13日に発表した。(写真は、利用できるようになるボール広場)

ひばりが丘団地のカワヅザクラ(2月23日11:00 梶山るみさん撮影)

 カワヅザクラ(河津桜)は、各地でみられるソメイヨシノ(染井吉野)より花の色が濃く、早咲きで知られる。西東京市でもいま、満開を迎えている。いこいの森公園とひばりが丘団地。それぞれ異なるカワヅザクラを2人がみると-。(編集部)

地元産野菜を積み込んだ宝船(2019年11月10日午前10時50分)

 五穀豊穣を願う地元産野菜満載の「宝船」が11月9日と10日、西東京市民まつりの会場となった「いこいの森公園」に姿を現した。採れたての白菜や大根、ニンジンやカブが積み込まれ、舳先に実りの稲穂が垂れる。帆に見立てたネギの緑と白が、秋の日射しを浴びて輝いていた。縁起物の野菜は10日午後、約500人の市民らに無料で「宝分け」された。