いなげや経営のスーパー市内3店に透明シート(ブルーミングブルーミーひばりが丘PARCO店)

 緊急事態宣言が発令され、西東京市のひばりヶ丘駅周辺も臨時休業やテイクアウト(持ち帰り)の張り紙が目立つ。しかし営業している店でマスク姿は当たり前。目立ったのは、レジや窓口に現れた透明な間仕切りだった。

転用不可 台地から窪地に沈む夕陽

清瀬方面を望む参加者(東久留米市浅間町3丁目付近)

 夕刻の台地から、東久留米の谷間を望む人垣—。今回が3回目となる「ひばり文化祭」の企画の一つとして、ひばりが丘周辺の「スリバチ(窪地)」をテーマとした講演会とフィールドワークが開催されました。案内役は、多摩武蔵野スリバチ学会会長の真貝康之さん。11月2日午後2時30分、ひばりが丘PARCOを出発し、約30人が立野川・落合川・黒目川の合流点付近の約7キロを歩き、流れの変化や地形から察する過去の土地の姿に思いを馳せました。

出来上がったサンミシェル橋の絵とともに立つ笠井一男さん

 水彩紙にブルーの絵の具がにじむと、青空が一面に広がる。塗り残しの余白が、霞む地平となって浮かび上がる。やがて川面が広がり、アーチ型の橋がじんわりと姿を現す-。西東京市の「ひばりが丘PARCO」が主催する「ひばり文化祭」最終日の11月4日、水彩画家、笠井一男さんのデモンストレーションが5階の特設会場で行われた。狭いスペースに立ち見も含めて100人を超える人たちが集まり、笠井さんの筆さばき、色の広がりを食い入るように見つめていた。

ポスター(クリックで拡大)

 ひばりが丘PARCOが主催するイベント「ひばり文化祭」が、10 月18 日から11 月4 日まで同店内外で開かれる。この催しは2017年から始まり、今年は3回目。水彩画家笠井一男さんのライブペインティングをはじめ、切り絵作家小出蒐さんの作品展示、昔の写真と同じ場所で撮り直す「ひばりの肖像。」、周辺の地形を歩いてたどるスリバチ・ウオーキングなど人気企画が目白押し。特設サイトが11日に公開された。

「ひばりの肖像。」展のチラシ(クリックで拡大)

 昔の写真と同じ場所、同じポーズでもう一度、プロの写真家に撮影してもらいませんか? 西東京市のひばりが丘PARCOがいま、思い出の懐かしい写真を再現してみたいという人の応募を呼び掛けている。10月にPARCOで開催予定の「ひばり文化祭」に、昔と今の写真をともに展示する。

JUN SKY WALKER(S)の4人(写真提供:ドリーミュージック)

 今年30周年を迎えるロックバンドJUN SKY WALKER(S)の記念イベントが5月10から西東京市の西武池袋線ひばりヶ丘駅前を中心に開かれる。まちの賑わいや地元商店の活性化を図ろうと駅前の企業や商店が写真パネルや映像展、特別ライブなどで連携、参加する。

ひばり文化祭のチラシ(クリックで拡大)

 ひばりが丘周辺の地形を、レクチャーとフィールドワークで探索するイベントが11月初めに実施されました。知っているつもりのご近所でも、土地の歴史や地形には意外な過去が隠されています。気持ちのいい秋晴れのもと、その謎解きに参加した青沼詩郎さんの報告です。(編集部)

 西東京市在住の切り絵作家小出蒐こいでしゅうさんの作品「切り絵で描くわがまち『25』の風景」が、西武池袋線ひばりヶ丘駅前の「ひばりが丘PARCO」店に展示されている。切り絵独特のくっきりした輪郭と鮮やかな色彩の25作品。市内の街角、歴史的な建物、風物、人物を浮き彫りにしている。公開は11月4日まで。未見の方はこの週末が最後のチャンスとなる。

西東京市在住の切り絵作家小出蒐さんの作品が入口に

 開店25周年を迎えたひばりが丘PARCO(草刈洋店長)主催の「ひばり文化祭」が10月19日スタートした。店内に入ると、切り絵で描かれた「ひばりが丘パルコ」の作品がお出迎え。開店当時のテレビCMや近辺の懐かしい写真、参加型年表などのメーン企画が来客の足を止めていた。地域と店の歩みを重ね合わせるイベントとセールが11月4日まで続く。

ひばりヶ丘駅前のひばりが丘PARCO

 西東京市のひばりが丘PARCOが10月19日から、カルチャーイベントとお買い得セールを結ぶ「ひばり文化祭」を実施する。期間は11月4日まで。今年は開店25周年を迎え、周辺地域の住民やクリエーター、学校なども集まる参加型の催しを企画している。

 

新店長の草刈洋さん(左)と澤本正雄さん

 ひばりが丘PARCOにこの3月、新店長になった草刈洋さんと、同店の澤本正雄さんが、4月22日(土)、西東京市芝久保町にあるエフエム西東京の生番組「ウィークエンドボイス」に出演した。