西東京いこいの森公園のカンザクラがほころび始めた。晴れ、曇り、雨と雪、晴れ…。1月下旬の天気は寒暖を織り交ぜて目まぐるしく変わる。それでも、春はやって来る。早咲きで知られるカンザクラの枝先に、春の兆しがはっきり刻印されていた。(写真は公園のカンザクラ 1月29日午前11時42分)

 冷え込みは厳しくても、花々が長い眠りから覚める季節。西東京いこいの森公園のカンザクラ(寒桜)は好天続きもあって、枝先の花がかなり咲いていた。8日現在、全体では3分か4分咲きか。谷戸小学校沿いのカワヅザクラ(河津桜)はまだ固いつぼみ、ソメイヨシノ(染井吉野)はつぼみも目立たない。しかし日の光を浴びて歩き回ると汗ばむほど。春爛漫はすぐそこまで来ている。(写真は、いこいの森公園のカンザクラが咲き始め=2月8日午後2時18分)(北嶋孝)(写真は筆者撮影)