普段何気なく見過ごしている街の風景。こんなところにアート作品が? 駅前広場や公園に置かれた彫刻に突然気がついた経験をお持ちの方もいるのではないだろうか。美術館やギャラリーでなく、道路や公園など公共の空間に設置されている芸術作品をパブリックアートという。(写真は、大隅秀雄 《INERTIA(イナーシャ)》 - 風の力や動力を使って動く彫刻 キネティック・アート)

 芸術作品は美術館やギャラリーにあるだけでなく、実は野外にもたくさんあります。そんな作品をみんなで見て歩きながら対話し、多角的な見方を共有するイベント「街角アートみーる」が3月下旬、西東京市の西武新宿線西武柳沢駅周辺で開かれました。西東京市と共催した市民ボランティア集団「アートみーる」のメンバー丸山千香子さんの報告です。(編集部)(写真は、柳沢駅前付近に置かれた彫刻作品『旅』[峯田義郎作])