議案の採決に臨む(西東京市議会本会議場)

 西東京市議会(小幡勝己議長)の本会議が3月28日に開かれた。第1回定例会最終日のこの日、2018年度の一般会計予算案を賛成多数で可決したあと、国の交付金前倒し支給などに伴い約46億3200万円を減額して総額約698億900万円とする2018年度一般会計補正予算案と、ほぼ同額を追加して総額約764億4700万円とする17年度一般会計補正予算案をともに可決した。国民健康保険特別会計、介護保険特別会計予算案なども可決した。

2018年度予算案を発表する丸山浩一市長(西東京市役所田無庁舎)

 西東京市の2018年度一般会計予算案は約744億4200万円、前年度比6.0%増となり、2015年度に次いで過去2番目の規模となった。ひばりが丘団地で工事中の(仮称)第10中学校の整備費約39億3800万円など、教育費が前年度比66%増の約111億2400万円に上るなどのためという。丸山浩一市長が2月20日の記者会見で明らかにした。

西東京市議会本会議

西東京市議会本会議

 西東京市議会本会議が3月30日(月)開かれ、2015年度の一般会計予算案や特別会計予算案などが賛成多数で可決された。一般会計予算は762億7100万円、国民健康保険や介護保険などの特別会計を合わせた総額は約1211億5992万円。いずれも過去最高規模となった。