今年に入ってほぼ建て替えが済み、中原小学校の児童が戻ってきた。以前からの素晴らしい春の景色が、新校舎と共に生き返った。開校から60年以上も経ったので、私の2人の息子も含め、卒業生、その家族にとっては非常に懐かしい情景だ。(写真は、満開の「ソメイヨシノ」の下、仲間たちと登校 西東京市立中原小学校の新校舎)

サクラがほころぶ中原小学校の正門(3月25日午前10時32分)

 西東京市の市立小学校18校が3月25日、一斉に卒業式を迎えた。新型コロナウイルスによる臨時休校中とあって、教職員、卒業生と保護者だけの異例の形になった。訪れた中原小学校(ひばりが丘3丁目)の卒業式も在校生・来賓なしで行われ、1時間足らずで終了した。

中原小学校の完成予想図(市総務部契約課提出資料から)

 西東京市議会(田中慶明議長)の第2回臨時会が7月10日に開かれ、市立中原小学校の建て替え工事に伴う学校建築、電気設備、機械設備の工事請負契約3件について、それぞれ全会一致で同意した。新校舎は20年末に完成予定のため、21年1月から新校舎で3学期を迎える計画となっている。

新校舎の竣工式

 西東京市ひばりが丘3丁目に建設された市立ひばりが丘中学校の新校舎竣工式が1月19日、関係者約90人が参列して真新しい体育館で行われた。

中原小学校の新しい「仮校舎」(東門)

 西東京市立中原小学校(水野伸一郎校長)は老朽化した校舎建て替えのためこの3学期からほぼ2年間、年末に完成したひばりが丘中学校の新校舎を「仮校舎」として使うことになった。1月8日朝、子どもたちは、ひばりが丘団地エリアの新校舎に初登校。始業式に臨んだ。

 西東京市のひばりが丘団地エリアに、市立ひばりが丘中学校の新校舎(仮称「西東京市立第10中学校」)が完成しました。約2年間は、立て替えを実施する近くの中原小学校(ひばりが丘2丁目)の子どもたちが使用します。年末の12月22日に「内覧会」が開かれました。ひばりが丘団地に住む渡邉篤子さんの報告です。(編集部)(写真:張り紙は「ひばりが丘中学校新校舎内覧会」、校門のプレートは「中原小学校」となっていた)

親父の会の原田大作さん(右)、パーソナリティの中村麻美さん(左)(写真:筆者提供)

 築59年経った西東京市立中原小学校の校舎建て替えに伴い、11月24日「Re:born中原実行委員会」が校舎さよならイベント「中原小 秋まつり」を開く。実行委員のひとり原田大作さんが11月3日、開催に先立ち、同市芝久保町のFM西東京生放送番組「ウィークエンドボイス」に出演して地域の人へイベントへの参加を呼び掛けた。

田無第三中学校の北側万年塀。やや傾いている(2018年7月6日午後1時50分撮影)

 西東京市は7月5日、大阪北部地震のブロック塀倒壊事故を受け市内の学校など公共施設のブロック塀などを緊急点検した結果を発表した。建築基準法施行令に適合していなかったり破損していたりした塀は32施設42箇所あり、このうち緊急対応が必要なのは田無第三中学校や中原小学校など5施設7箇所に上った。市は施工の詳細調査を進め、撤去なども含めて早急に工事に取り掛かるという。