施政方針演説行う丸山浩一市長

施政方針演説を行う丸山浩一市長(西東京市議会本会議)

 西東京市の丸山浩一市長は2月26日(金)、市議会第1回定例会の本会議で施政方針演説を行った。西東京市が今年「誕生してから15年の節目を迎えた」ことを踏まえ、これからやってくる少子高齢化の対応方策として「まちが健康」をキーワードに、「健康で生きいきと暮らすことのできる、健康応援都市を基軸としたまちづくりへの道を切り拓きたい」と述べた。

丸山浩一市長

 西東京市議会の2015年第1回定例会が2月27日(金)開かれ、丸山浩一市長がこれから取り組む課題と基本姿勢を盛り込んだ施政方針を発表した。

 まず、今後10年の西東京市の基本方向を示す「第2次総合計画」と「持続可能で自立的な自治体経営」をめざす「第4次行財政計画大綱・地域戦略プラン」を昨年、同時期に決めたは「大きな転換期となった」と前置き。「総合計画と行財政計画を車の両輪として、市民のみなさまとともに市政を前進させ、希望と誇りを次世代にしっかりとつなげていきたい」と強調した。

【予算案を発表する丸山浩一市長】

予算案を発表する丸山浩一市長

 西東京市は[2015年]2月23日(月)、一般会計の総額が762億7100万円となる過去最大規模の2015年度当初予算案を発表した。本年度より64億6600万円多く、9.3%増。2年連続の最大規模更新となった。国民健康保険や介護保険などの特別会計を合わせた総額は約1211億5992万円。本年度比8.1%増となり、3年連続で最大規模を更新した。