練馬区は8月5日、区内の接待を伴う飲食店(キャバクラ)で従業員1人、客2人の計3人の新型コロナウイルス感染者が発生したと発表した。保健所はクラスター(感染者集団)発生の恐れが強いとみて店に再三休業要請した。しかし営業を続けていたため、練馬区は「感染拡大防止」のためとして店名を公表。利用客は区コールセンターに相談するよう呼び掛けている。

 小平市は7月31日、市立中学校に通う生徒が新型コロナウイルスに感染していることが同日判明したと発表した。発表によると、保健所の調査で同校に濃厚接触者がいることが確認されたため、今後PCR検査を受ける。同校は8月1日から夏休みで、1、2日の部活動などは中止するという。  校内の関係箇所の消毒はすで済んでおり、同校の保護者には学校を通じて報告した。 (片岡義博)

掲示スペースに従業員感染と対応の「お知らせ」が張り出されている。下段の左から2枚目(コープ東伏見店)

 西東京市の西武新宿線東伏見駅前にある「コープ東伏見店」の従業員1人が新型コロナウイルスに感染したと4月18日に判明したが、保健所の指導の下に同日閉店後に店内を消毒し、翌19日から営業を続けた。1週間後の25日に同店を訪れて感染者の容体を尋ねたところ、店のスタッフは「入院ではなく、自宅で療養している」と話した。