新入生を迎えた保谷小学校。いすはゆったり配置だった

 西東京市の市立小学校全18校で4月6日、入学式が実施された。新型コロナウイルスによる休業中とあって、新入生と保護者、教職員だけが出席。来賓や在校生は不在。国歌も「斉唱」から「ピアノ演奏」に切り替わる異例の形式になった。訪れた保谷小学校(保谷町1丁目)では、62人の1年生が保護者らに見守られ、学校生活の第一歩を踏み出した。

サクラがほころぶ中原小学校の正門(3月25日午前10時32分)

 西東京市の市立小学校18校が3月25日、一斉に卒業式を迎えた。新型コロナウイルスによる臨時休校中とあって、教職員、卒業生と保護者だけの異例の形になった。訪れた中原小学校(ひばりが丘3丁目)の卒業式も在校生・来賓なしで行われ、1時間足らずで終了した。

 西東京市の新型コロナウイルス感染症危機管理対策本部(本部長・丸山浩一市長)は3月2日、国の要請による市立小中学校の臨時休校で、「保護者にやむを得ない事情」がある小学1~4年生らは学校で受け入れる、と発表した。卒業式は 中学校が3 月19日、小学校が3月25日を予定し、卒業生と保護者、教職員だけで実施する。