西東京市図書館は19日、毎年夏恒例の「子どものための地域を知る講演会」として「とびだせ 田無・保谷の村―江戸時代の生活とつながる人々―」を南町の田無公民館で開催した。成蹊中学・高等学校教諭で、西東京市文化財保護審議会委員の行田健晃(ぎょうだ・たけあき)さんが講師を務め、江戸時代の田無・保谷の人々の生き生きとした姿、暮らしを浮き彫りにする話に、子供から大人まで約20人が耳を傾けた。

「日本の家族」のささやかな幸せが見える by 倉野 武

 

 住宅事情や家庭内の勢力関係から、これまでずいぶん蔵書を処分してきたが、そのなかでも「これは手元に残しておきたい」と死守してきた一冊に、エッセイスト、森下典子さんの『いとしいたべもの』がある。(写真は『いとしいたべもの』と続編の『こいしいたべもの』)