緊急事態宣言が5月12日から月末まで延長された。西東京市内の公共施設は図書館、公民館などは全館休館を継続しているが、コール田無や保谷こもれびホールなどは12日から時間や人数を制限して利用が始まった。西東京いこいの森公園と泉小わくわく公園のボール広場も再開。大型商業施設でも、時間を制限しながら営業する店が出てきた。(写真は、いこいの森公園でサッカーを楽しむ子どもたち)

 東京都などに緊急事態宣言が出され、西東京市内の対応も次々に明らかになった。市の公共施設のうち、図書館は予約資料の貸し出しサービスを除いて休館。公民館、こもれびホール・コール田無、児童館・児童センターなども休館となった。市立の小中学校は授業は通常通り。スーパーも営業を続ける。多摩六都科学館は休館する。(写真は、臨時休館するひばりが丘PARCO。4月24日午後4時)

公共施設再開の流れ(市のHPから)(クリックで拡大)

 西東京市は5月26日、緊急事態宣言の解除を受け、これまで休止していた公共施設を順次再開すると発表した。施設利用の「新ルール」の下、感染対策を講じた上で「速やかに再開」するのは、図書館の貸し出しサービス、公園のボール広場や複合遊具施設、各種会議室、多目的室などとしている。

小平市役所

 小平市は4月27日、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため5月6日までとしていた公共施設の閉鎖・閉館と市主催(共催)イベントの中止・延期を、5月31日までそれぞれ延長すると発表した。

 緊急事態宣言から2週間余りが過ぎました。外出自粛が続き、まちはほとんど終日店じまいです。図書館・公民館をはじめ公共施設も軒並み閉鎖。市の主催行事も中止となりました。地域の賑わいや市民活動がほぼ壊滅したと言えるでしょう。  そういう状況下で、私たちの身辺にどんな変化が起きたのか。仕事だけでなく、社会参加や市民活動はどうなったのか。常連執筆メンバーの声を聞きました。(編集部)(写真「花の主役は桜からツツジになった。遊具も使用禁止に」2020年4月19日、西東京いこいの森公園)

 東久留米市の新型コロナウイルス感染症対策本部は4月7日、市の公共施設は屋内も屋外も全て原則休止し、市主催イベントも原則延期・中止すると発表した。期間は4月8日から5月6日まで。これまで屋内施設は休止してきたが、感染拡大防止対策の必要から、テニスコートなど屋外の施設も休止に踏み切った。

 西東京市は3月25日、市主催の行事中止期間を4月12日まで継続すると発表した。図書館や公民館など公共施設の休止も同じように継続する。市は「新型コロナウイルスの感染防止策を講じる必要があるから」としている。

中央図書館(手前)も田無公民館(奥)も3月15日まで休館

 西東京市の新型コロナウイルス感染症危機管理対策本部(本部長・丸山浩一市長)は2月27日、感染拡大防止のため市内のほぼすべての公共施設の市民利用を3月2日から15日まで休止すると発表した。市民や市民団体の地域活動が約2週間、ほぼ全面的に凍結状態になる。