記者会見で小平市の新年度予算案を発表する小林正則市長

 小平市の小林正則市長は2月7日に記者会見を開き、2019年度一般会計予算案を発表した。総額663億4600万円となり、18年度当初予算より14億100万円、2.9%増の過去最大規模となった。花小金井南中学校の地域開放型体育館の新築工事や小川駅前再開発、4月から始まる家庭ごみ有料化・戸別収集などに力を入れる。

小平ふるさと村に向かう新郎新婦

 結婚式を昭和30年代のスタイルで挙げる「昭和の結婚式」が11月3日、古民家園「小平ふるさと村」(小平市天神町3丁目)で執り行われた。親族や仲人とともに多くの来園者が新郎新婦の門出を祝った。

 小平市議会本会議が6月28日に開かれ、「廃棄物の減量および処理に関する条例」改正案を賛成多数で可決した。家庭ごみ有料化が2019年4月から実施されることが本決まりとなった。多摩26市のうち、25番目の有料化。未実施は武蔵村山市だけとなった。

 

支援者と万歳三唱する小林正則氏(左から2人目)

 任期満了に伴う小平市長選挙は4月9日(日)投開票の結果、民進、共産、社民、生活者ネットが推薦する現職で無所属の小林正則氏(64)が2万8308票を獲得し、自民推薦の前市議で無所属新人の松岡篤氏(31)、市民団体代表の無所属新人、水口和恵氏(54)の2人を破って4選を果たした。当日有権者数は15万2519人、投票率は34.64%と前回より2.64ポイント低く、過去2番目に低かった。

 

小平市の予算案を説明する小林正則市長(中央)

 小平市の2017年度一般会計予算案は総額608億9700万円、前年比1.8%減となり、国民健康保険事業など4特別会計を合わせた当初予算総額は1024億5800万円、前年度比0.6%減となった。4月9日の市長選で決まる市長が政策実現のため補正予算を組むとの前提で、新規事業などを控える骨格予算として編成した。2月10日に開いた記者会見で、小林正則市長らが明らかにした。

 

 小平市は2月5日、2016年度の当初予算案を発表した。一般会計予算案の総額は、過去最大規模の620億4000万円で、15年度に比べ3.2%増。一般会計に国民健康保険や介護保険など4つの特別会計を合わせると、1031億300万円で3.0%増となった。(写真は、小平市の記者会見)