学校に行くのがつらい子どもたちが、ボードゲームをして遊んだり、何気ないおしゃべりを楽しんだりできる。そんな居場所づくりを目指す地域のボランティア団体「ぽくるーむ」の活動が柳沢公民館で昨年夏から始まっています。今年度は2月12日にリサイクルバザー、20日に学習会が開かれる予定です。代表の小野修平さんがその経緯や活動を紹介します。(編集部)(写真は「ぽくるーむ」の入り口に置かれた、大学生スタッフ手書きの看板=柳沢公民館)

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ブックカフェで飲み物と読書を楽しむ生徒たち(青嵐ブックカフェ提供)

 西東京市の放課後カフェは、中学生の放課後の居場所づくりを目的とし2015年から始まった。地域の大人が中心となり市内公立中学校の校内で開催。いまでは市立中学全9校中7校でカフェが開かれている。生徒は無料で提供される紅茶やコーヒーを飲みながら、ゲームで遊んだり、おしゃべりしたりして自由に過ごす。こうしてカフェは、生徒同士だけでなく、生徒と大人も緩く交わる場になってきた。

 いつでも誰でも集まれる。子どもも大人も出入りする-。地域の多世代交流と居場所づくりを兼ねたスペース「どんぐり」のお披露目会が10月13日に開かれる。西東京市南町5丁目の住宅を改装し、すでに子どものプログラミング教室が始まり、大人の勉強会や歌を楽しむ活動にも使われている。(写真は、手作りの看板を掲げた交流スペース「どんぐり」)

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 西東京子ども放課後カフェ講演会「中学校にカフェをつくろう!」が7月9日、田無公民館で開かれました。高校の居場所カフェ運営や青少年のキャリアづくりを支援してきた石井正宏さん(NPO法人パノラマ理事長)の講演のほか、市内の青嵐中、ひばりが丘中、田無一中、お隣小金井市の緑中の事例が発表され、100人を超える参加者が交流しました。この集まりは西東京市公民館市民企画事業。参加した丸山修さんの報告をご覧ください。(編集部)