師走の訪れを告げる恒例の「関のボロ市」が(2014年)12月9日と10日の2日間、練馬区関町北の日蓮宗本立寺(ほんりゅうじ)の門前で開かれた。日蓮聖人の命日(9日)をしのぶお会式(法要)にあわせて江戸時代中期から約270年あまり続いてきた伝統行事。9日夜の万灯行列では花万灯や纏を中心に、檀徒や一般参加者が寺周辺を練り歩いた。今年も約280の露店が並び、2日間で約4万3000人(石神井警察署)が集まった。