西東京市は2月3日、新型コロナウイルス感染拡大防止のために実施している市立小中学校27校すべてのオンライン授業を2月7日から10日まで継続し、翌週14日から対面授業を再開する、と発表した。オンライン授業が長引いたことを踏まえ、対面授業再開時は「復習しながら丁寧に進める」という。(写真は、自分のタブレット越しに先生や友達の様子を見ながらの授業=田無小学校提供)

 西東京市は5月21日、総額1億5300万円に上る賃貸店舗家賃補助事業を創設すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大で売上げが減少し、貸店舗の家賃支払いが負担になっている市内の中小企業や個人事業主の負担軽減と事業継続が目的。補助額は一律30万円。申請は約500件と見込む。実施主体の西東京商工会を通じて申請する。

 小平市は5月21日、新型コロナウイルス感染拡大で売り上げが減少している市内の中小企業や個人事業主を対象に、4、5月分の家賃を最大30万円給付する独自の支援策を発表した。予算額は5億円。

 新型コロナウイルス感染拡大による長期休校によって、学ぶ機会や意欲を失っている障害のある子どもたちを励まし勇気づけようと、津田塾大学(小平市)の研究グループがネット上のオンライン教材を紹介するポータルサイト「学びの危機」を開設した。大学生や大学院生が中心となって作成し、教材の特徴や使い方ガイドのほか楽しみながら学べる工夫やアイデアを満載している。

武蔵野美術大学(写真は武蔵野美術大学提供)

 新型コロナウイルス感染拡大による経済的被害のため学業を断念する大学生が相次ぐ中、武蔵野美術大学(小平市)は5月4日、窮状にあえぐ学生を経済的に支えようと貸付金と給付金を柱とする緊急支援制度を独自に導入すると発表した。

家庭ごみの中身を一つ一つチェックして作業する収集員(小平市花小金井7丁目)

 新型コロナウイルス感染拡大が続く中、家庭ごみの量が増加している。外出自粛によって自宅で食事や仕事、不用品処分をする機会が増えたことが要因とみられ、西東京市や小平市などは市民にごみ減量への協力を呼びかけている。

参列者は間隔を置いて着席(總持寺境内)

 「西東京市平和の日」の4月12日、市内田無町3丁目の田無山總持寺境内で、平和観音慰霊祭が行われた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため市の行事が中止になるなか、「平和観音保存会」の役員ら関係者が集まり、第2次大戦中のこの日に、米軍機の爆撃で犠牲となった多くの住民の死を悼んだ。

嘉悦大学は全施設を閉鎖し、学生と教職員の入構を原則禁止した(写真は筆者撮影)

 新型コロナウイルス感染拡大の防止に向けて、国内外の大学でインターネットを使ったオンライン授業の導入が急速に進んでいる。北多摩地域では小平市の嘉悦大学、津田塾大学、西東京市の武蔵野大学が教室での対面形式による授業は感染リスクが高いと判断し、それぞれ今年度の授業をオンラインで実施することを表明している。

公立昭和病院(筆者撮影)

 公立昭和病院(小平市、上西紀夫院長)は4月8日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言を受けて、紹介状を持っていない受診希望者の診療を当面、原則的に断ると発表した。患者の感染リスクを減らし、安定的な医療体制を構築することが目的。

小金井公園のたてもの園前広場で花見を楽しむ人々

 新型コロナウイルスの感染拡大で花見に伴う宴会の自粛が呼びかけられるなか、都立小金井公園では桜が満開となった3月25日、平日にも関わらず人々がレジャーシートを敷いて飲食を楽しむ姿が見られた。