西東京市は5月26日、コミュニテーバス「はなバス」の全ルートで、午後8時以降の駅始発便の運行を6月1日から再開すると発表した。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため5月14日から運休していた。緊急事態宣言の解除に伴い、18日ぶりに通常通りの運行に戻る。(写真は、利用客を待つ東伏見駅北口行はなバス(ひばりヶ丘駅南口))

議会棟のある西東京市役所田無庁舎

 新型コロナウイルス感染症の影響に対する緊急対策を盛り込んだ西東京市の一般会計補正予算案が5月22日、同市議会の第2回臨時会で全会一致で可決された。住まいをなくしたりその恐れのある市民に原則3カ月の家賃を支給する住宅確保給付金や、事業継続のための介護事業所運営補助、中小企業や個人事業主の家賃補助で一律30万円を支給するなど16事業で約5億6400万円を追加計上した。

最初の画面

 新型コロナウイルス感染症の影響が広がるなか、AI(人工知能)を活用し、対話形式で24時間応答する「練馬区生活相談チャット」が始まった。練馬区によると、問い合わせの多い「特別定額給付金」と、住宅確保給付金などの「生活支援」に絞った専用チャットボットシステムは全国初という。

コミュニティタクシー「ぶるべー号」(小平市提供)

 小平市は5月7日、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、コミュニティタクシー「ぶるべー号」の午後1時以降の全便を5月11日から7月中旬まで運休すると発表した。

 練馬区は5月1日から「医療従事者応援プロジェクト」をスタートする。新型コロナウイルス感染症の拡大防止の最前線に立つ病院や医師、看護師ら医療従事者への新たな支援策。宿泊用のホテルの確保、食事の補助などのほか、特殊勤務手当、感染症対策に必要な医療機器の整備補助など事業総額は約4480万円に上る。

小平市役所

 小平市は4月27日、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため5月6日までとしていた公共施設の閉鎖・閉館と市主催(共催)イベントの中止・延期を、5月31日までそれぞれ延長すると発表した。

閉鎖された小金井公園の駐車場

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため東京都が都立公園の利用自粛などを求めた「いのちを守るSTAY HOME週間」初日の4月25日、都立小金井公園でも駐車場と小型遊具の使用が中止となった。この日はさわやかな晴天で行楽日和だったにもかかわらず、これまでの土日曜に見られたにぎわいはなく、園内は比較的静かだった。

西東京市役所田無庁舎

 西東京市は4月16日、「市職員の在宅勤務を実施することにより、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止する」と発表した。対象は、再任用、会計年度任用を含む全職員。業務は継続するものの「通常より職員数が少なくなるため、窓口対応や電話対応などでお待たせする場合がある」として理解を求めている。

参拝者が引きも切らない田無神社(4月16日)

 西東京市の田無神社(賀陽智之宮司)は4月17日、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて4月20日から24日まで、社務所と、お札やお守りを渡す授与所を閉鎖し、お札とお守りの頒布も原則として中止すると発表した。併せて今週末の参拝も控えるよう呼び掛けている。

通常通り営業する西友ひばりヶ丘店

 西友本社と西友ひばりヶ丘店は4月13日、同店従業員が新型コロナウイルス感染症検査を受けた結果「陰性と判明した」と発表した。同店は従業員が検査に入ることを受けて10日未明、「万全を期すため」として店内消毒に踏み切っていた。

 西東京市は新型コロナウイルス感染症拡大に関連する市民の電話やメールが多くなったことを受けて、4月15日から専用ダイヤルを開設し、市民の問い合わせや相談に対応する。平日の午前9時から午後5時まで。当面1カ月程度を見込み、状況に応じて開設期間を見直す。すでに市ホームページで告知。4月15日付けの市報「広報西東京」にも掲載する。  電話番号は 042-420-2870(4月15日開設)

区市町村別患者数(都内発生分)(4月9日時点の累計値)(東京都福祉保健局)(クリックで拡大)

 東京都は4月10日、新型コロナウイルス感染症の患者数が同日午後6時30分時点で新たに189人になったと発表した。これまでの最多で、3日連続の100人超えとなった。感染経路不明で調査中は147人になる。患者総数は1705人、死亡は4人増えて40人となった。

分娩立ち合いを中止すると発表した公立昭和病院(小平市)

 公立昭和病院(小平市、上西紀夫院長)は4月9日、新型コロナウイルス感染症対策として、産婦人科で出産時の分娩立ち合いを中止すると発表した。妊婦健診・保険指導など本人以外の診察室への入室も制限する。病院への付き添いも極力控えるよう協力を求める。

 東京都は4月8日、新型コロナウイルス感染症の新たな患者は同日午後6時30分時点で144人と発表した。前日から一挙に64人増えた。感染経路不明は95人に上った。患者総数は1338人になる。死亡は4人増えて35人になった。

 ルネこだいら(小平市民文化会館)は2月27日、新型コロナウイルス感染症対策として、3月に主催・共催する6つの事業の中止を決めた。小平市は2月25日に感染への対応方針を発表したが、参加者が多い大規模イベントはルネこだいらに集中しているため、その対応が注目されていた。