国史跡に答申された下野谷遺跡(市内東伏見)の指定候補地が、11月25日開かれた西東京市議会文教厚生委員会で明らかになった。

 縄文時代中期の大集落跡として知られる西東京市一帯の下野谷(したのや)遺跡が(2014年)11月21日、あらたに国の史跡に指定されることになった。文化審議会が「東京湾要塞跡」の二つの砲台跡(神奈川県横須賀市)などとともに文部科学相に答申した。年明けの官報告示で正式決定すると、西東京市が単独で所有する文化財として初の国史跡になるという。