西東京市は12月28日、田無駅北口前の商業施設「アスタ」にある市営駐車場の警備従事者1人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。多摩小平保健所の調査の結果、駐車場の関係者に濃厚接触者は特定されなかったという。

 西東京市は12月14日、新型コロナウイルスの週間感染は1人、累計感染は4086人と発表した。今月の感染は初めて。14日時点の療養状況は入院1人だった。

 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種事業や市内消費喚起事業など総額4億6280万円を追加する一般会計補正予算案(第12号)が3月17日、西東京市議会第1回定例会の本会議で賛成多数で可決、成立した。先立って開かれた予算特別委員会でコロナ禍で困窮する若者支援に的を絞った修正動議が納田里織(さおり)氏(無所属)らから提案されたが、否決。本会議で自民、公明両会派の議員から提出された若者への行政サービスを検討するよう求める付帯決議が賛成多数で可決された。補正予算案をめぐる論戦で、優先すべき施策の違いが浮き彫りになった。

再感染が起きた練馬光が丘病院

 練馬区光が丘2丁目の練馬光が丘病院(光定誠院長)は12月28日、入院患者や医師、看護師ら計32人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。今年4~5月に同病院で入院患者ら57人が感染、患者7人が死亡している。今回は2度目の集団感染となった。

 新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛、営業自粛で各地の飲食店が軒並み影響を受けた。西東京市も変わらない。同時に「新しい営業スタイル」を模索する動きも始まっている。市内田無町の中国家庭料理のレストラン「墨花居」など関連店の試みを、運営母体の「武蔵野テーブル」取締役小西出勇さん(43)に聞いた。

診療が順次再開される練馬光が丘病院

 新型コロナウイルスの院内感染で外来診療などを停止していた練馬光が丘病院(光定誠院長)は、5月21日からほぼ1カ月ぶりに通常診療を開始する。21日から外来再診を始め、25日から外来初診、予定入院、手術など順次再開する。練馬区と同病院が20日、発表した。2階西病棟を中心として患者26人と医師、看護師ら職員31人の計57人が感染、患者7人が死亡していた。

感染拡大が続く練馬光が丘病院

 練馬区と練馬光が丘病院は5月1日、新型コロナウイルス感染症の患者3人が新たに亡くなったと発表した。入院患者の感染死はこれで計5人になった。追加検査していた156人のPCR結果も分かり、新たに患者2人と職員13人の感染が確認された。感染者はこれで患者24人、職員28人の計52人に上った。

 東久留米市の新型コロナウイルス感染症対策本部は4月7日、市の公共施設は屋内も屋外も全て原則休止し、市主催イベントも原則延期・中止すると発表した。期間は4月8日から5月6日まで。これまで屋内施設は休止してきたが、感染拡大防止対策の必要から、テニスコートなど屋外の施設も休止に踏み切った。

小平市役所

 小平市の新型コロナウイルス感染症対策本部は3月31日、公共交通機関の利用による感 染を防ぐため、4月1日から4月12日まで職員の時差出勤を実施することを決めた。

西東京市役所田無庁舎

 西東京市の新型コロナウイルス感染症危機管理対策本部(本部長・丸山浩一市長)は3月4日、電車やバスなど公共機関を利用する職員の時差出勤を9日から始めると発表した。市内小中学校の臨時休校で、自宅で過ごせない子供を学校で受け入れる時間は3月6日から、平日の午前8時30分から午後3時までとして、これまでより3時間延長する。

ドラッグストアでマスク売り切れ(ひばりヶ丘駅前)(3月1日 梶山るみさん提供)

 新型コロナウイルス感染症。目に見えないこの新型肺炎に、私たちはこの1ヵ月余り翻弄されている。特に2月末から、日常生活が一変した。西東京市内の図書館や公民館が休館し、ほかの公共施設の利用もほぼ全面ストップ。そのうえ国からの「要請」や「お願い」が矢継ぎ早に降りてきて、小中学校も臨時休校となった。常連執筆メンバーにどんな変化が起きたか。周りの何が変わったか。コロナウイルス対応の点描報告です。(編集部)

 西東京市の新型コロナウイルス感染症危機管理対策本部(本部長・丸山浩一市長)は2月26日、感染拡大を防ぐため、市民を対象とする市の主催行事を原則中止すると発表した。中止となったのは2月27日から3月15日までに予定された計62件。「3月16日以降も状況によって適宜見直す」としている。小中学校の卒業式は実施するが、形態は検討中という。

外出にマスクは必需品?

 西東京市は2月25日、新型コロナウイルス感染症危機管理対策本部を設置したと発表した。東京都内で感染症が広がり、厚生労働省からイベント開催の必要を検討する方針が明らかにされたことを踏まえ、庁内対策会議を経て21日、丸山浩一市長を本部長とする対策本部設置を決めた。

 練馬区は2月4日から、新型コロナウイルス感染症に関する練馬区コールセンターを開設する。平日の午前9時から午後5時まで保健師が対応。夜間や休日は、国や東京都の相談窓口の対応となる。