西東京市議会(保谷七緒美議長)の第1回定例会が2月25日に始まった。池澤隆史市長が市政運営の基本方針や主な事業を盛り込んだ「施政方針」を述べ、そのなかで脱炭素社会を目指す「ゼロカーボンシティ宣言」を表明した。その後提出された2022年度一般会計予算案は総額770億9000万円。当初予算案としては過去最大規模となる。会期は3月28日までの32日間。週明けから各会派の代表質問がスタート。当初予算案のほか、21年度の一般会計補正予算案(第11号)や条例改正案などが各委員会で審議される。(写真は、ゼロカーボンシティ宣言を掲げる池澤隆史市長=西東京市提供)

施政方針を明らかにする丸山浩一市長

 西東京市の丸山浩一市長は2月27日、市議会第1回定例会で2期目の市政運営の方向を明らかにする施政方針演説を行った。その中で、「健康」応援都市の実現を基軸としたまちづくりの展望を示したうえ、市民参加や行財政改革を通じて「住みたいまち、住み続けたいまち」と「市民の満足向上」を目指すと語った。

丸山浩一市長

 西東京市議会の2015年第1回定例会が2月27日(金)開かれ、丸山浩一市長がこれから取り組む課題と基本姿勢を盛り込んだ施政方針を発表した。

 まず、今後10年の西東京市の基本方向を示す「第2次総合計画」と「持続可能で自立的な自治体経営」をめざす「第4次行財政計画大綱・地域戦略プラン」を昨年、同時期に決めたは「大きな転換期となった」と前置き。「総合計画と行財政計画を車の両輪として、市民のみなさまとともに市政を前進させ、希望と誇りを次世代にしっかりとつなげていきたい」と強調した。