昨年末に清水建設の社宅跡地にできた保谷スダジイ広場の、そのまた奥に広がる竹林で、明保中学校の地域学校協働活動の一環として、「親子でタケノコ掘り」の収穫体験が4月16日(日)に行われた。さわやかな春の一日、地下に太く根を張る手ごわいタケノコに挑む親子の歓声が響いた。

 校外学習は全校挙げての「リアル救出ゲーム」、夜の校庭で先生手作りの「プロジェクションマッピング」、冷や汗が出るほどリアルな仮想現実(VR)のバンジージャンプ…。西東京市立明保中学校が実施した企画はどれもおもしろい工夫と仕掛けがいっぱい。コロナ禍で、そんなオリジナルのアイデアを実現する源はなんだろうか。宮本尚登校長にじっくり話を聞いた。(編集部)(写真は、VR体験授業の会場。2021年12月)

 正月に飾った門松やしめ縄などを持ち寄って焼く「どんど焼き」が1月9日、西東京市の市立明保中学校(市内東町1丁目)と保谷第二小学校(柳沢4丁目)で実施された。明保中校庭には約1000人が集まり、正午過ぎから焚き上げた。保二小は受け付けのみ。午後4時過ぎから無観客実施となった。上向台小学校はコロナ感染のリスクを考慮して昨年に引き続き中止した。昨年は3カ所とも中止。今年は三者三様の対応になった。

 コロナ禍の下でも安全に、みんなが楽しめる学校行事を-。この秋、西東京市立明保中学校(宮本尚登校長)が実施した校外学習は、全学年参加の「リアル救出ゲーム」だった。クラスの生活班メンバー数人が力を合わせて「謎解き」に挑み、難題をクリアしながら西東京市の名所を知り、最後に「誘拐」された校長先生を「救出」するシナリオ。記者はある班に密着して、好天に恵まれた10月22日の朝から夕方まで市内を回った。

 正月の松飾り、しめ縄などを焚き上げる伝統行事「どんど焼き」が1月12日、西東京市東町1丁目の明保中学校校庭で実施された。午後零時45分、丸山浩一市長らが中央に組み上げた櫓に点火すると、炎が噴き上がって10数分であらかた燃え落ちた。(炎を上げて松飾りなどが燃える=明保中校庭)

炎は高く舞い上がった(明保中校庭)

 正月に飾った門松やしめ縄などを持ち寄ってお焚き上げをする「どんど焼き」が1月8日、西東京市立明保中学校の校庭で実施された。点火と同時に小雨に見舞われたが、炎は天高く舞い上がった。会場を訪れた約800人の親子連れなどは炎の前で、1年の無病息災を祈った。13日には保谷第二小学校、14日には上向台小学校で開かれる予定。