東久留米市からやって来た氷川台自治会長の殿田俊三さん

 西東京市南部地域協力ネットワークと西東京市は2月24日、田無庁舎会議室で、「暮らしに役立つ講演会 地域でつながろう」を開いた。国のふるさとづくり大賞団体賞を受賞した、東久留米市にある氷川台自治会の会長殿田俊三さんを講師に迎え、各自治会長や民生委員など約50人が熱心に話を聞いた。

「お助け号」の前でテープカットをする苅部施設長と殿田自治会長

 高齢者の多い住宅団地は交通不便なのに、東久留米市にはコミュニティバスがない。それならと、団地自治会が社会福祉法人と手を結び、自前のバス事業を始めた。名付けて「高齢者お助け隊」。その元気な活動を、団地の自治会長、殿田俊三さんに報告してもらった。(編集部)

表彰状(クリックで拡大)

 総務省主催の「平成28年度ふるさとづくり大賞」表彰式が2月4日(土)、東京都千代田区平河町の都市センターホテルで開催され、東久留米市「氷川台自治会」に団体・総務大臣賞が授与された。空き家・空き地を地域の資源として活用し、温かいふれあいのあるコミュニティをつくる長年の取り組みが評価された。同自治会代表の殿田俊三さんに、これまでの活動を振り返った報告を寄稿してもらった。(編集部)