給付を伝える市の通知書

 西東京市の特別定額給付金申請の受け付けが8月31日で終わり、1人一律10万円を給付したのは9月1日現在、9万8529世帯、給付率は98.4%となった。市の特別定額給付金担当によると、最終的には99%に達する見込みという。

市役所から送られてくる特別定額給付金決定通知書

 西東京市は6月25日、1人一律10万円の特別定額給付金は24日までに市内の7万4564世帯に振り込んだと発表した。前日より7732世帯増え、市内10万世帯の約75%になった。

郵送の申請書(見本)

 西東京市は6月24日、1人当たり10万円の特別定額給付金の給付状況を発表した。給付済みは23日現在6万6623世帯に上り、対象となる市内10万世帯の66%超となった。

最初の画面

 新型コロナウイルス感染症の影響が広がるなか、AI(人工知能)を活用し、対話形式で24時間応答する「練馬区生活相談チャット」が始まった。練馬区によると、問い合わせの多い「特別定額給付金」と、住宅確保給付金などの「生活支援」に絞った専用チャットボットシステムは全国初という。

 西東京市議会の第1回臨時会が5月8日に開かれ、1人一律10万円を支給する特別定額給付金など新型コロナウイルス感染症対策で約211億円を追加し、総額970億円に上る2020年度の西東京市一般会計補正予算案が全会一致で可決された。オンライン申請は9日から。郵送による申請は、申請書が発送される5月下旬からとなる。

 練馬区議会は5月6日、第1回臨時会を開き、新型コロナウイルス対策費など約777億円を追加し、総額3604億円となる2020年度練馬区一般会計補正予算案を原案通り可決した。1人10万円の特別定額給付金など国の緊急経済対策のほか、「医療従事者応援プロジェクト」など区の独自対策も盛り込んだ。議会も連休中に異例の臨時会で臨んだ。