西東京市周辺の老舗企業・店舗の歩みを紹介する「老舗物語」。西東京市で老舗といえば、田無駅近くのフジカフェ(西東京市田無町)も真っ先に名前が挙がる。半世紀以上の歴史を誇る昭和レトロの喫茶店だが、「老舗物語」が7月末にスタートした直後、フジカフェが8月28日で閉店――とのニュースが飛び込んできた。長年、近隣住民をはじめ多くのファンに愛された同店の閉店を惜しみ、感謝の思いを込めて伊藤信行社長に緊急インタビューした。

 西東京市の田無駅北口前で始まったフードパントリー活動が年度を超え、4月半ばのいまも続いている。元八百屋の店舗を借りて昨年10月から3月末までの予定で始まった。しかし「食」支援の必要な人たちが急に消えるわけではない。貸主の厚意もあってこれまで通り毎週2回、支援活動は6月まで続くことになった。(写真は、会場の元八百屋さんの店舗)

まちテナ西東京の入口にお祝いの花が並んだ

 西東京市の情報発信拠点となる「まちテナ西東京」が4月4日、西武新宿線田無駅北口の駅舎2階にオープンした。地元の採れたて新鮮野菜やジュースや、主婦向けの生活グッズやかばん、陶器などの商品約100種がおしゃれなボックスタイプの棚に並び、ガラス張りの公開スタジオで丸山浩一市長らがゲスト出演して、賑わい創出を語った。

 西武新宿線田無駅北口のペデストリアンデッキの一角で5月12日、小さな演奏会が開かれた。略して「西東京ペデライブ」。木管五重奏や吹奏楽、生ギターバンドと歌姫も登場し、ひなびたバイオリンの音色が印象的なアイリッシュ音楽の演奏も。多彩な音楽に誘われて、行き交う人も足を止めてしばし耳を傾け、憩いのひとときを楽しんだ。(写真は、ライブの最初は西東京フィルの木管五重奏。挨拶する西田克彦さん)