福島第一原発の爆発事故で放射性物質が広範囲に降り注ぎました。事故から11年。現地はもちろん、多くの地域でまだ放射性物質が残っています。西東京市で発足した「にしとうきょう市民放射能測定所あるびれお」の10年の取り組みを、測定員の梅村浄さんが報告します。(編集部)(写真は、あるびれおの看板)

会場のいすの間隔はコロナ対応(東久留米市市民プラザホール)

 東京電力福島第一原子力発電所の事故から9年余り。地元福島の農業生産者が7月28日、東久留米市の市民プラザホールで「福島の農業の今」を語った。主催したのは「福島県の復興を支援する東久留米在住外国人の会」。昨年来の交流が実を結んで開かれた講演会に、近在の福島県出身者や復興に関心を寄せる市民ら40人余りが集まって耳を傾けた。