4月23日投票の統一地方選挙で、東京・多摩地域の20市議会議員選挙の投票率が出揃った。各市選挙管理委員会発表を集約すると、武蔵野市が50.89%、狛江市が50.72%となり、50%を超えたのはこの2市だけだった。40%台が17市、武蔵村山市は39.77%となって唯一40%を割り込んだ。

 4月16日告示、23日投開票の小平市議会選挙(議員定数28人)を前に、各市民団体が立候補予定者の演説会の動画配信や公開アンケートを実施し、有権者に対して投票の参考になる情報の提供を試みている。選挙公報やポスター、候補者のチラシでは十分わからない候補者の人となりや政治信条、政策目標などを手作りの方法で伝える試みだ。