瓶、缶なども戸別収集へ

 瓶、缶、ペットボトルなど家庭から出る資源物を戸別収集する西東京市の取り組みが10月1日から始まることになった。市は6月に入って住民説明会を始め、7月初めまで小学校などを会場に計18回実施する。このほか、自治会・町内会、集合住宅の管理組合など住民の要望があれば出前説明会も開くという。丸山浩一市長が6月3日の記者会見で明らかにした。

ごみの集積所は道路脇からなくなる?

 資源物の戸別収集について昨年5月に諮問を受けた西東京市廃棄物減量等推進審議会(山谷修作会長)は、戸別収集の早期実施を柱とする答申をまとめ、1月29日に丸山浩一市長に手渡した。可燃・不燃ごみ、プラスチック容器包装類は2007年秋に戸別収集となり、残っていたビン、缶、ペットボトルなどの資源物も戸別収集に向けて動き出す。

 西東京市で現在、集積所(ステーション)で回収している資源ごみなどを戸別収集に切り替えるかどうか、担当課内にプロジェクトチームを立ち上げて他市の実態などを検討していることが、7月25日に開かれた廃棄物減量等推進審議会の席上、明らかにされた。