鯉のぼり風に吹かれて舞い泳ぐ(田無神社境内)

 5月5日は子どもの日。定番の鯉のぼりが街にほとんど見られなくなった。探しあぐねて出掛けたのが田無神社だった。「開かれた神社」を掲げたうえで、伝統をしっかり守る。立夏の晴天の下、境内に13体の鯉のぼりが勢いよくひるがえっていた。

 

 ひばりが丘団地のコミュニティースペース「ひばりテラス118」(西東京市ひばりが丘3丁目)に鯉のぼりが掲げられた。公園から建物に続くアプローチ部分にある「草の広場」を横断するように6匹(2家族分かな)の鯉が並んでいる。周囲のマンションの住民から「コロナですっかり季節を忘れていた」と喜ぶ声も届いた。