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みんな楽しい3本立て 西東京ふれあいこどもまつり

 

チラシ

「ふれあいこどもまつり」のチラシ(クリックで拡大)

 1月最後の日曜日31日に、「西東京ふれあいこどもまつり2016」が、保谷こもれびホールオープンデ―参加企画として行われた。
 プログラムは3本。午前中にワークショップ「世界に一つ!オリジナルキューブパズルを作ろう!」、お昼休みに「タップダンスミニライブ&ワークショップ」、メインイベントは午後の「Witty Lookのプティ・ブティーズ」。
 作ったり描いたりするのが好きな子も、身体を動かすのが得意な子も、見るのが楽しい子も、もちろん大人も、保谷こもれびホールに行けば、朝10時から夕方4時までのどこかで好みのプログラムに参加できる仕掛けだ。言うまでもなく3本全部に参加することもできる。

ワークショップ「世界に一つ! オリジナルキューブパズルを作ろう!」

 幕開け、朝10時からはリハーサル室で工作ワークショップ。年中さんから小学5年生までの子どもが4人と大人1人の計5人(と保護者3人)が参加、作業テーブルについた。木製の立方体9個を並べ、できた正方形に好きな絵を描き、立方体の6面それぞれに絵を描いたら、オリジナルパズルの出来上がり。

 

完成したオリジナルキューブパズル(提供=子どもげきじょう西東京)

完成したオリジナルキューブパズル(提供=子どもげきじょう西東京)

 

 「描くものを決め、下絵を描き、色を塗り、乾かす」×6回というのは相当な作業量で、2時間半で仕上げるのは難しいかと思われた。が、講師の川崎恵子さん(こどもアトリエ主宰)のアドバイスや、隣に座ったおかあさんの手助けを得て、どの子も驚くべき集中力を発揮、お昼前に完成させる子までいて、講師やスタッフを驚かせた。どれも「今しか描けない」「後になって見るとほのぼのするの」という川崎さんの言葉がその通りだと思える作品となった。

「タップダンスミニライブ&ワークショップ」

 作ったパズルを大事に持って会場を出ると、エントランスにはすでにお客さんがいっぱい、タップダンスのミニライブが始まった。

 大ホールへの階段の踊り場をステージにして、ダンスユニットHEXA BEATの宮下恵一さんが軽快なタップの音を響かせる。客席からわーぉと声が上がり、1曲が終わったところで、希望者を募ってワークショップ開始。希望者は15人、元気に手を挙げた子どもたちに、大人も何人か混じっている。

 タップシューズはどうするのかと思っていると、出てきたのはペットボトルキャップ。履いているスニーカーの靴底に養生テープでそれぞれ5個ずつ貼りつければ、あら、タップシューズの出来上がり。

 

タップダンスのワークショップで振付の練習(提供=子どもげきじょう西東京)

タップダンスのワークショップで振付の練習(提供=子どもげきじょう西東京)

 

 タップダンスは初めてという参加者に、宮下さんは丁寧にかつかっこよく振りを教える。ほんの何回か練習しただけなのに、どの人もみるみるサマになってきて、音楽(みんな大好き「Let It Go」)に合わせてミニ発表会となるころには、エントランスはちょっとしたライブ会場、後ろの方でこっそり踊ってる大人もいましたよ!

「Witty Lookのプティ・ブティーズ」

 午後からは、三階の小ホールで「超絶技巧の一輪車コメディーサーカス『Witty Lookのプティ・ブティーズ』」。ロビーには、皿回し用のお皿と棒、中国ゴマなどが置かれ、自由に使えるようになっているらしい。大人も子どもも入り混じってくるくる回したり、やり方を教わって練習したり、開演前から楽しそう。

 演技スペースを広く取った小ホールは、壁際に大人用のパイプ椅子が並び、椅子の前の床にはマットが敷かれて、子どもやそのパパ・ママが座る。現れたWitty LookのDAIKIとCHEEKYは、出てきたとたんにみんなの視線をがっちり集め、主催者の挨拶も、観劇中の注意事項も、まるでプログラムの一部みたいにしてしまった。

 

 

 一輪車やアクロバットの技術にも、それをつなぐストーリーにも、キャラクターの造形にもいちいち驚かされる。「超絶技巧の一輪車コメディーサーカス」というキャッチフレーズには一点の間違いもなく、超絶技巧で一輪車でコメディーでサーカスで、ハラハラでドキドキでびっくりで、ゲラゲラでクスクスでおお!なプログラム。たぶん「子どもの付添い」で来た大人もかなりいたと思うが、そういう人も知らないうちに夢中になってしまったに違いない。あっという間の1時間20分だった。

 主催した「子どもげきじょう西東京」代表の権藤成さん、広報の後藤尚子さん、実行委員長の鈴木綾さんに伺ったら、一番の悩みは、なかなかお知らせが広がらないこと、とのことだった。

 今回参加したみなさんは、大人も子どもも、どのプログラムも本当に楽しそうだった。また、特に幼い子どもやその親にとっては、時間をかけて都心まで出なくても、身近な地域での楽しい催しは、本当にありがたいことに違いない。参加者があふれるほどならそれが一番だ。が、そうではないからと言って、催しの値打ちが減るわけではないだろう。

 なかなか思うようには行かないけれど、地域の様々な団体と協力して、地道につながりながら活動していきたいという権藤さんを初め、鈴木さんも後藤さんも、他のスタッフのみなさんも、当日はすごく忙しそうで、とても生き生きとしていて、そして参加者に負けないくらい楽しそうに見えた。
(都留由子)

 

【関連リンク】
・子どもげきじょう西東京(facebook

 

【筆者略歴】
都留由子(つる・ゆうこ)
 大阪生まれ、兵庫県西宮市で育つ。演劇好き。子ども向けの演劇も好き。西東京市とはご縁がなかったのだが、今回、子ども向けの舞台ということで、保谷こもれびホールに伺いました。

 

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