東京都の新たな患者28人、10日連続2桁台 西東京市は42人 新型コロナウイルス感染
出所：東京都福祉保健局「新型コロナウイルスに関連した患者の発生について（第335報）」
東京都は5月12日、都内の医療機関から報告された新型コロナウイルス感染症の新たな患者は28人となり、感染経路不明はこのうち13人などと発表した。新患者は10日間連続2桁台。重症は56人、死亡は7人増えて196人、患者総数は4987人となった。西東京市は変わらず42人だった。
区市町村別の上位5は5月11日の時点で、世田谷区が450人（前日比20人増）、新宿区375人（+12）、港区308人（+14）、杉並区226人（+3）、練馬区233人（+31）と続いた。
（編注）前日発表分から増加が著しい理由は末尾の【追加】をご覧ください。
多摩地域は府中市67人（0）、町田市50人（+2）、八王子市42人（0）、西東京市42人（0）、調布市35人（0）となった。
近隣は練馬区233人のほか、武蔵野市18人（0）、小平市16人（0）、小金井市17人（+2）、清瀬市14人（0）、東久留米市12人（0）などとなっている。
（北嶋孝）
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【追加】
東京都は5月11日夜、都内各保健所から報告される新型コロナウイルス感染症の症例について、これまでの報告に3月~4月の未報告分 111人を追加、重複分35人を削除する、と発表した。このため患者総数は76人増加した。5月12日の発表分から適用され、特に患者数の多い区に目立っている。
その背景として都は「患者数の急増により、住民からの受診相談や濃厚接触者への積極的疫学調査、検体の搬送など、業務が増大したため、（各保健所から）都への報告に支障が生じたと考えられる」としている。
（北嶋孝）
【関連情報・追加】
・新型コロナウイルス感染症患者公表数の修正について（第332報）（東京都新型コロナウイルス感染症対策本部）
【関連情報】
・新型コロナウイルスに関連した患者の発生について（第335報）（東京都福祉保健局 最新の報道発表）
・都内の最新感染動向（東京都コロナウイルス感染対策サイト）
・新型コロナウイルス感染症の市内感染者発生の状況について（西東京市Web）
・国内の発生状況（厚生労働省）
