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子育て・教育 市政・選挙

西東京市の「子ども相談室」オープン 市内の小中学生が「愛称」選定へ

2019年8月1日 北嶋孝
「子ども相談室」の簡素な張り紙。愛称が決まったら看板に(住吉会館ルピナス)

いじめや虐待、体罰などの悩みや心配を受けとめ、問題解決を図る「子ども相談室」が8月1日、西東京市にオープンした。昨秋成立した子ども条例に基づいて、市内の住吉会館ルピナス(住吉町6-15-6)2階に設置された。平日は午後2時から夜8時まで、土曜日は午前10時から午後4時まで。フリーダイヤル 0120-9109-77(クイック ナヤミナシ)で専門スタッフらが受け付ける。

部屋の扉には「子ども相談室」の張り紙があるだけの仮ごしらえ風景だが、子育て支援部主幹の岡田 光子さんは「しばらく待ってほしい」と言う。「相談室と子どもの権利擁護委員の愛称が決まったら、正式の看板を出す予定です」。市内の小中学生が愛称の応募・選考を進めている最中だった。

 

相談室に入ると、市のマスコットキャラクター「いこいーな」がお出迎え

 

今年6月から7月初めにかけて、権利擁護委員と相談専門員らが市内の公立中学校9校の生徒会を訪ね、子ども条例や相談室の内容と活動を説明して愛称募集をお願いした。集まった愛称は8月17日に実施する小学生のワークショップで、委員と相談室それぞれ3案に絞る。夏休み明けの9月には、市内の小学校18校でクラス投票を実施し、最終決定する。

これは「子ども条例の内容を伝えると同時に、相談室の役割や活動を知ってもらう取り組みでもあります」と岡田さん。子どもたちに、自分事として理解してもらう普及啓発活動でもあった。

 

相談室のスタッフ。後列の右から2人目、席に着いているのが野村武司子どもの権利擁護委員

 

子どもの権利擁護委員代表で東京経済大学現代法学部の野村武司教授はこの日、初出勤。「私たち権利擁護委員は、相談してきた子どもの話をよく聞き、問題解決に向かって一緒に考えながら取り組みたいと考えています。困ったときは思いだしてもらえるように、親しみのある相談室を目指します。構えず、安心して相談してください」と話していた。

相談は電話でも直接相談室に来てもいい。日曜、祝日を除き、権利擁護委員と相談調査専門員らが常駐し、子どもの意見を聞き、問題解決を図ることになっている。
(北嶋孝)

【関連リンク】
・子どもの相談・救済(西東京市Web)

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北嶋孝

きたじま・たかし

 ひばりタイムス編集長。旧保谷市時代から西東京市在住50余年。共同通信社を2004年に離れフリーに。小劇場レビューマガジン「ワンダーランド」編集長、在京テレビ局の情報番組コメンテーター、演劇紹介番組「東京舞台通信」案内役などを経て、2015年2月「ひばりタイムス」創刊。

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