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文化 暮らし

国内初のブラインドサッカー専用コート 小平市に6月オープン

2020年6月22日 片岡義博
「MARUI ブラサカ!パーク」で練習する選手たち(小平市花小金井)(日本ブラインドサッカー協会提供)

日本ブラインドサッカー協会(JBFA)は、小平市の丸井研修センター内に6月、日本初のブラインドサッカー専用コート「MARUI ブラサカ!パーク」がオープンしたと発表した。競技力の向上や次世代選手の育成、競技普及の拠点として活用する。

JBFAは2009年からパートナー企業の丸井グループと、顧客参加型の体験イベントや社内研修への導入などを通じてブラインドサッカーの普及活動に努めてきた。専用練習場の設置は選手育成を目指すJBFAの念願だった。

オープンした専用コートは人工芝の長さが違う2面が設置され、出場する大会に合わせて練習することができる。併設のクラブハウスにはユニバーサルデザインを取り入れ、弱視の選手が移動しやすいよう通路の壁やサインはコントラストのある色遣いや凹凸をつけるなどの工夫を施している。

東京パラリンピックに開催国枠で初出場する予定だったブラインドサッカー男子日本代表の選手らは、新型コロナウイルスの影響で活動自粛と在宅トレーニングを強いられてきたが、6月10日に専用コートを使った初のトレーニングを実施した。

主将の川村怜選手は「専用グラウンドが日本で初めてできたことは歴史的な第一歩。ブラインドサッカーはチームメイトに視覚障がい者と晴眼者が当たり前にまざっており、理想とする社会の実現に影響を与える競技だと思う。この場所がブラインドサッカーの聖地のような場所になってほしいと思う」とコメントを発表した。

ブラインドサッカー(5人制サッカー)は、ゴールキーパー以外は全盲の選手がアイマスクを着用して鈴入りのボールを使ってプレーする。コートはフットサルとほぼ同じ広さで両サイドにはフェンスが設置される。試合時間は前後半各20分の計40分。
(片岡義博)

 

【参考情報】
・[メディアリリース](日本ブラインドサッカー協会)

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片岡義博

かたおか・よしひろ

 共同通信社の文化部記者として主に演劇、論壇を担当。福岡編集部、文化部デスクを経て2007年にフリーに。書籍のライティングと編集、書評などを手掛ける。2009年から小平市在住。

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